メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【攻撃型ドローン時代】米陸軍、小型ドローンで「手榴弾投下訓練」初公開、実戦投入へ着々と準備

望月博樹 アクセス  

【引用:米陸軍】米陸軍が小型ドローン(無人機)を使用して手榴弾を投下する訓練シーンを初めて公開した。実戦展開に先立ち、欧州の訓練場で実施されたこの試験は、武装ドローンの戦力化を本格化させようとする米軍の意図を示す象徴的な出来事だと評価されている。米メディア「ビジネスインサイダー(BI)」は22日(現地時間)、米陸軍が先月ドイツのバイエルン州南部のグラーフェンヴェーア訓練場でドローンに「M69」練習用手榴弾を装着し、目標物に投下する試験を行ったと報じた。

【引用:米陸軍】公開された映像には、兵士らが「Skydio X10」クアッドコプター・ドローンに手榴弾を装着し、目標物として設定された木製車両模型の上空でこの爆発物を投下するシーンが収められている。実際の爆発は発生しなかったが、落下シーンを通じて投下装置の作動精度と戦術適用可能性が検証されたとみられる。訓練には第278装甲騎兵連隊、第7軍団訓練司令部、第173空挺旅団、多国籍訓練グループおよびウクライナ軍の兵士が参加した。

【引用:米陸軍】今回の試験に使用されたドローンには、米陸軍戦闘能力開発司令部(DEVCOM)が製作した「オーディブル・ドロッパー(Audible dropper)」という新型装置が搭載されている。この装置は手榴弾の安全ピンを自動で抜いた後、指定位置から正確に武器を落とすことができるよう設計された自動投下装置だ。米陸軍はこの装置を今後3Dプリンターで大量生産し、本格的な戦力化と戦術訓練に適用する計画だと明らかにした。第7軍団訓練司令部のスティーブン・P・カーペンター司令官は最近の声明で、「今回の試験は単なる装置テストではなく、NATO(北大西洋条約機構)東部防衛線(Eastern Flank Deterrence Line)構築にも寄与する重要なステップだ」と述べた。

【引用:米陸軍】BIは「今回の試験は米軍がドローンを単なる監視装置から精密打撃手段へと転換しようとする流れを示している」とし、「今後、実戦投入に向けた技術的基盤の確立と兵力訓練が並行して行われるだろう」と分析した。実際、手榴弾を投下する小型ドローンはすでにイスラム国(IS)、ウクライナ軍、ロシア軍などで広く活用されている。2010年代半ばからISは民生用ドローンに手榴弾を装着し、イラク・シリア戦線で使用した。ロシア・ウクライナ戦争では双方が小型ドローンで戦車、弾薬庫、塹壕などを精密攻撃している。特にウクライナは爆薬を搭載した一人称視点(FPV)ドローンを自爆攻撃に活用しており、ロシアも同様の武器化戦略を強化している状況だ。

【引用:米陸軍】米国防総省も小型ドローンを新たな戦力の柱として本格的に編成しようとする動きを見せている。BIによると、ピート・ヘグゲス米国防長官は最近、各師団にドローン約1,000機を配備するよう指示したという。この措置はドナルド・トランプ米大統領の「米国のドローン覇権を解き放つ大統領令(Unleashing American Drone Dominance)」に基づくものだという。米軍はインド太平洋戦域でもすでに小型ドローンを活用した偵察・攻撃訓練を進めており、同時に「敵ドローンの迎撃」に焦点を当てた「ドローン無力化」システムの開発も並行して行っている。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[フォトニュース] ランキング

  • 「今日もやったぞ!」悪戯っ子ポメプー、悪さをしたあとの「勝ち誇りスマイル」が反則級のかわいさ
  • 「ご飯をくれて本当にありがとう」雨をしのごうと店先をさまよっていた野良犬、恩に感動して一日中その場を離れず
  • 「僕を連れて行ってくれるの?」冷たい鉄格子の中で全身の毛を逆立てていた保護犬、呼びかける声に小さく尻尾を振った!
  • 「どうして来ないの...」10年寄り添った女性の“突然死”を知らず、毎日店先で待ち続ける野良犬に涙
  • 「これから…会議を…始めます…」世界一遅い会議が話題に! 円陣を組む亀たちの“怪しいひととき”
  • 【新コンセプト】GMCハマーHEVピーク…2ドアSUVでラングラー&ブロンコに挑戦、未来志向デザインにSNS熱狂

こんな記事も読まれています

  • 【新型SUV】ポルシェ「Octan S」公開…マカン上位に投入される戦略的モデル、最大560ps&PHEVを採用
  • 【新コンセプト】GMCハマーHEVピーク…2ドアSUVでラングラー&ブロンコに挑戦、未来志向デザインにSNS熱狂
  • レクサス新型「IS」、3度目のマイナーチェンジを実施…大型グリルと最新安全技術で進化
  • 「新型T-ロック」フォルクスワーゲン、8年ぶり全面刷新でグループ初のフルハイブリッドを搭載
  • カタール空爆でハマス幹部は“奇跡的に”2人負傷のみ…停戦交渉再開か、米国案に前向き姿勢
  • ガザ壊滅寸前!数千人避難、イスラエル空爆続く中、ルビオ米国務長官がエルサレム入り
  • 「この土地は我々のものだ!」ネタニヤフ氏、“パレスチナ国家は決して存在しない”と断言し、入植地建設で波紋
  • 「戦争の最大の被害者はウクライナ」…“ロシア歌謡界の伝説”プガチョワ、祖国のウクライナ侵攻を痛烈批判!

こんな記事も読まれています

  • 【新型SUV】ポルシェ「Octan S」公開…マカン上位に投入される戦略的モデル、最大560ps&PHEVを採用
  • 【新コンセプト】GMCハマーHEVピーク…2ドアSUVでラングラー&ブロンコに挑戦、未来志向デザインにSNS熱狂
  • レクサス新型「IS」、3度目のマイナーチェンジを実施…大型グリルと最新安全技術で進化
  • 「新型T-ロック」フォルクスワーゲン、8年ぶり全面刷新でグループ初のフルハイブリッドを搭載
  • カタール空爆でハマス幹部は“奇跡的に”2人負傷のみ…停戦交渉再開か、米国案に前向き姿勢
  • ガザ壊滅寸前!数千人避難、イスラエル空爆続く中、ルビオ米国務長官がエルサレム入り
  • 「この土地は我々のものだ!」ネタニヤフ氏、“パレスチナ国家は決して存在しない”と断言し、入植地建設で波紋
  • 「戦争の最大の被害者はウクライナ」…“ロシア歌謡界の伝説”プガチョワ、祖国のウクライナ侵攻を痛烈批判!

おすすめニュース

  • 1
    【奇行】午後の公園にゴキブリ数十匹をばらまいた女…SNSで炎上、公衆衛生に大論争

    トレンド 

  • 2
    日本人観光客が起こした火災でソウル地下鉄から100人超が避難…原因は「モバイルバッテリー」

    ニュース 

  • 3
    「火星内部の隠された真実を暴く!」最新研究が突き止めた“45億年前の惑星大衝突”の破片…内部は均質な層ではなかった

    トレンド 

  • 4
    台湾が中国出身配偶者に「国籍喪失」要求、中国は強硬拒否…揺れる両岸のはざまで立ち尽くす人々

    ニュース 

  • 5
    【NASA発表】火星で“微生物の痕跡”発見!35億年前の湖に潜在的生命の証拠か

    トレンド 

話題

  • 1
    「遺体から精子採取」…銃撃で殉職した記者、2年後に“父親”に!婚約者が代理母出産で妊娠報告

    トレンド 

  • 2
    「果物の食べ過ぎでダウン!?」担架で病院に運ばれた“トルコのクマ・オカン”の顛末

    トレンド 

  • 3
    午前2時に野生の象が襲来!鉄門を壊し米50キロを爆食い…住民は「日常茶飯事」

    トレンド 

  • 4
    キノコ製カヤックで42キロの海を横断!? 15メートルのシロナガスクジラがまさかの“伴走”

    トレンド 

  • 5
    不倫相手と同じヴィラに!? 離婚した夫、元妻と娘の“真下の階”に引っ越して大波紋

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]