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2025年08月02日土曜日
ホームニュース「ハマスは武装解除せよ!」アラブ22か国、国連でハマス非難に賛同、パレスチナ統治からの排除も支持

「ハマスは武装解除せよ!」アラブ22か国、国連でハマス非難に賛同、パレスチナ統治からの排除も支持

引用:AFP通信
出典:AFP通信

サウジアラビアやカタールなどのアラブとイスラム諸国が異例にもイスラム組織ハマスを非難し、武装解除と権力放棄を要求した。

30日(現地時間)、米CNNなどの報道によると、アラブ連盟22か国は、EU加盟国全体および他の17か国が前日の国連閣僚級会議で発表した共同声明に賛同したという。これらの国々は、前日に米ニューヨークの国連本部で、フランスとサウジアラビアが主導するイスラエル・パレスチナ間の「二国家解決」に向けた閣僚級会議の終了後に共同声明を発表していた。

声明は「全てのパレスチナ領土における統治、法執行、安全保障は、適切な国際支援とともにパレスチナ自治政府(PA)に全面的に委ねられるべきである」とし、「独立したパレスチナ国家という目標に基づき、ハマスはガザ地区での統治を終え、武器をパレスチナ自治政府に引き渡すべきだ」と強調した。

また、2023年10月7日に発生したハマスによるイスラエル襲撃を非難し、パレスチナ自治政府の要請および国連の保護下での「暫定的な国際安定化ミッション」の派遣を提案した。ハマスの武装解除とパレスチナ統治機構からのハマス排除を求める共同声明にアラブ諸国が賛同したことは、これまでにない動きであるとの見方が出ている。

これに関連し、フランスのジャン=ノエル・バロ外相は前日の国連演説で「サウジアラビアとその他のアラブとイスラム諸国は、10月7日のテロ行為を初めて非難し、ハマスの武装解除を要求するとともに、近い将来イスラエルとの関係正常化を望んでいる」と述べた。

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