
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、7月31日(現地時間)、国際社会によるパレスチナ新国家の承認を伴う2国解決策に対し強い支持を表明し、最近のヨーロッパ諸国の支持を「極めて価値あるもの」として歓迎した。
Newsisの報道によれば、エルドアン大統領は当日、アンカラを訪れていたアフリカ・ガボンのブリス・クロテール・オリギ・ンゲマ大統領との合同記者会見で、「我々はパレスチナ国家を承認する全ての取り組みを歓迎する。ヨーロッパで高まっている人道的反応を非常に重要かつ大きな機会と捉えている」と声明を発表した。
さらに、彼は数日内に「イスラエル政府に対し、ガザ地区の人道的危機の阻止に向けた圧力を一層強化する計画だ」と明らかにし、「もはや誰もガザ地区の悲惨な現実に沈黙してはならない。子どもたちは飢えで命を落とし、食料を求める市民が意図的に狙われているのが現状だ」と述べた。
その上で、トルコはガザ地区への人道支援物資の提供を最優先課題として全力を尽くす意向を示した。
また、エルドアン大統領はトルコが引き続きパレスチナ人を支持していることを再確認し、「ガザ地区の停戦および恒久的な平和構築に向けた努力を継続する」と述べた。
ンゲマ大統領も、トルコとガボンとの友好関係と協力の重要性を強調し、今後の公式かつ法的な協力体制の確立を約束した。
特に両国は、国防および外交分野での緊密な連携の下、多方面で協力を強化し、意見を一致させていくことに合意したという。
さらに、ンゲマ大統領は「まず政治・外交面での緊密な関係が強化されれば、経済や貿易分野でも同程度の協力を目指す努力がなされる」と強調した。
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