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2025年08月05日火曜日
ホームトレンド「世界覇権国を率いる男のカスタムゴルフカート」防弾ガラス、暗色ウィンドウに分厚いドア…82馬力・0.9トンの“ゴルフ・フォース・ワン”に注目集まる

「世界覇権国を率いる男のカスタムゴルフカート」防弾ガラス、暗色ウィンドウに分厚いドア…82馬力・0.9トンの“ゴルフ・フォース・ワン”に注目集まる

スコットランドのターンベリー・ゴルフリゾートを訪れたドナルド・トランプ米大統領の警護チームが、重装備の特殊ゴルフカートを運用していたことが明らかになった。一部メディアはこの車両を「ゴルフ・フォース・ワン(Golf Force One)」と呼び、大統領専用機「エアフォース・ワン」になぞらえている。

米自動車専門メディア『CARSCOOPS』によれば、この車両はポラリス・レンジャーXP 1000 UTVをベースにしており、フロントガラスや側面パネルには防弾ガラスと装甲が施されている。セキュリティ専門家は、全体が完全に装甲化されていると分析し、暗色のウィンドウや厚みのあるドアがその特徴を物語っている。

米一般調達局(GSA)によると、この装甲キットの価格は約19万ドル(約2,800万円)に達し、要人警護用途として米政府で広く採用されているモデルである。搭載エンジンは1.0リッターの4気筒ガソリンで、最高出力は82馬力。標準仕様の車両重量はわずか915kgと軽量だ。

引用:ポラリス
引用:ポラリス

トランプ大統領は通常のオープンタイプのゴルフカートを運転してプレーを楽しんでいたが、このUTVは緊急時に備えて警護隊の背後を静かに追尾していた。軍事・防衛専門メディア『The War Zone』は、この車両が「緊急避難用として待機していた可能性が高い」と指摘している。

実際にトランプ大統領は選挙活動中、3度の暗殺未遂に遭遇している。2度目はフロリダ州のゴルフ場で発生し、犯人は敷地外の茂みから狙撃を試みたが、警護チームに発見され銃撃戦の末に逃走した経緯がある。この事件以降、ゴルフ場での警備も強化されたとみられる。

『Business Insider』によれば、ホワイトハウスはこのカートが大統領の警護車両であることを認めたものの、詳細なスペックや機能についてはコメントを避けたという。

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