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2025年08月08日金曜日
ホームトレンド「なんで怒った?」搬送拒否の祖母をめぐり、現場を離れようとした救急隊員に暴行した30代孫

「なんで怒った?」搬送拒否の祖母をめぐり、現場を離れようとした救急隊員に暴行した30代孫

通報対応中の救急隊員に暴行 公務執行妨害の疑いで捜査

 引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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韓国・全羅北道南原(チョルラプクト・ナムウォン)市で、高齢の祖母の搬送を拒否した後、帰ろうとする119救急隊員を暴行したとして、30代の孫が警察に立件された。

南原警察署は6日、酒に酔った状態で救急隊員を殴ったとして、30代のA氏を公務執行妨害の疑いで調査していると発表した。

A氏は5月29日午後9時30分ごろ、南原市内の住宅街で、通報を受けて出動した救急隊員の胸などを殴打するなどの暴行を加えた疑いが持たれている。

当時、A氏の祖母が体調不良を訴えて119に通報があり、救急隊員が現場に出動。しかし祖母が病院への搬送を拒否したため、隊員らが現場を離れようとしたところ、これに腹を立てたA氏が暴力をふるったという。

消防当局は当初、A氏の行為が「消防基本法」に違反するとして検察に送致したが、検察は「救急行為が終了した後の暴行である」と判断し、「消防基本法」ではなく「公務執行妨害」に該当するとして事件を警察に移管した。

警察関係者は「最近になってA氏の事件を引き継ぎ、現在捜査を進めている」と説明した。

なお、現行の「119救助・救急に関する法律」によると、出動した消防隊員に対して暴行や脅迫を行い業務を妨害した場合、5年以下の懲役または5,000万ウォン(約530万円)以下の罰金が科される可能性がある。

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