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2025年08月14日木曜日
ホームニュース「やることが中学生」あの手この手でオバマを消したい?トランプ氏の“器の限界”がまた露呈

「やることが中学生」あの手この手でオバマを消したい?トランプ氏の“器の限界”がまた露呈

引用:ニューシス
引用:ニューシス

ドナルド・トランプ米大統領が、歴代大統領の肖像画を人目につきにくい場所へ移動させるよう指示したことが明らかになった。政敵への個人的な敵意が、ホワイトハウスの象徴的な空間にまで及んでいると批判されている。

CNNが現地時間10日に報道した内容によると、トランプ大統領は、ホワイトハウスの入口に飾られていたバラク・オバマ前大統領の肖像画を移動するよう指示したという。これを受け、オバマ前大統領の肖像画は大統領公邸の入口付近にある階段中ほどに再配置された。

当初は、ホワイトハウスで行われる主要行事の際によく目立ち、ホワイトハウスツアーに参加する観光客の目にも留まりやすい場所に置かれていた。新たな配置場所は、大統領の家族や警備員、公邸管理スタッフのみがアクセス可能な区域であり、一般の人の目に触れることはほとんどない。

CNNは、ホワイトハウスで最も目立つ入口に歴代大統領の肖像画を飾ることが、現職大統領の慣例であったと指摘。さらに、今回の肖像画の移動について、トランプ大統領が公に敵視する政敵への侮辱行為の一環だと解釈している。

ジョー・バイデン前大統領はトランプ氏の直前の前任者だが、肖像画はまだ制作段階にあるとされる。トランプ大統領は、就任前からオバマ前大統領に対する強い敵意を露わにしてきた。最近では、オバマ前大統領およびその政権関係者が、2016年の大統領選挙において反逆罪を犯したと主張し始めた。パム・ボンディ米司法長官は、オバマ政権の高官らが「ロシアが2016年大統領選に介入した」という虚偽情報を流布したとの疑惑について調査を指示した。

トランプ大統領は、ジョージ・W・ブッシュ前大統領および父親のジョージ・H・W・ブッシュ元大統領らの肖像画についても、人目に付きにくい階段エリアへの移動を命じた。

ジョージ・H・W・ブッシュ前大統領は、亡くなる前である2018年に出版された自伝の中で、トランプ大統領を「ほら吹き」と呼び、2016年の大統領選挙ではヒラリー・クリントン民主党候補を支持していた。彼の息子であるジョージ・W・ブッシュ前大統領も、トランプ大統領を「失敗を繰り返す、人々を鼓舞できない大統領」と批判したことがある。

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