
韓国で結婚を控えた相手の両親が「犯罪経歴証明書」の提出を求めた出来事が、オンライン上で大きな論争を巻き起こしている。
8月17日、あるオンラインコミュニティによると、最近、会社員向け匿名コミュニティ「ブラインド」に「結婚予定なのに犯罪経歴証明書」というタイトルの投稿がアップされた。
公務員だと明かした投稿者のAさんは「客観的な意見を求めるため性別は明かさない」と明言した上で、「結婚を控えているが、両家の犯罪経歴証明書を確認しなければならないと言われた。これは不快なことだろうか」と問いかけた。
Aさんは「私はヘルメットなしでキックボードに乗って2万ウォン(約2,128円)の罰金を払ったことしかない」と困惑した心境を明かした。
このエピソードに触れたネットユーザーたちは、意見が二分した。
まず「不快だ」という反応も少なくなかった。「公務員を信用できないということか」「信頼関係のない家だ」「自分なら結婚自体を再考する」といった意見が相次いだ。あるネットユーザーは「恋人が親からのこの要求を止めたり説得できないのがより大きな問題だ。そんな家とは縁を切るべきだ」と批判した。
一方で「双方の証明書を確認するなら公平ではないか」「最近は事件や事故が多いので、予防策として悪くない」「潔白なら提出しても問題ない」という意見もあった。別のユーザーは「むしろ書類で確認できれば安心できる。私の周りにも結婚後に配偶者の性犯罪歴が発覚したケースがある」と賛同を示した。
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