韓国のチョナン市で発生した2023年の中学生集団暴行事件の加害者らが、2年ぶりに再び犯罪を犯した事実が明らかとなり、社会に衝撃を与えている。
市民らは再犯を犯したことから、「厳罰化」を求める声が高まっている。

8月14日、チョナン市の某中学1年生Aさん(仮名)が、2023年の事件当時と同じ加害者らから再び暴行を受けたことが判明した。
防犯カメラの死角を狙った計画的犯行
Aさんは前日の夜、チョナン市の新世界百貨店近くのカラオケで友人と口論した後、ターミナル付近の人気の少ない空き地に連れていかれた。
現場には約20人の未成年者が集まっており、彼らは防犯カメラの死角を利用し、車のドライブレコーダーを隠すなど、綿密に暴行を準備したとされている。
加害者らはAさんを地面に押し倒したまま、数百回にわたって頬を平手打ちし、拳で殴り、首を絞めた。さらに服を脱ぐよう強要しながら、その様子を撮影した。後日、撮影した動画を拡散すると脅迫し、「死ぬまで追いかける」と脅したとされる。
被害生徒は入院中… 警察が捜査着手
Aさんは全身に打撲傷を負い入院中で、「このまま死ぬのだと思った」と当時の恐怖を語った。
今回の事件の加害者の多くが、2023年10月にチョナン市の中学校で起きた集団暴行事件の主犯と同一人物であることが確認され、さらなる衝撃を与えている。
警察は暴行、脅迫、撮影および拡散の容疑で捜査に着手し、被害生徒に対しては緊急保護措置を施行した。
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