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【衝撃】コロナの隠された「後遺症」発覚…“血管を5年老けさせ命を脅かす”驚きの研究結果

竹内智子 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染した女性は、血管の老化が約5年早まる可能性があるとの研究結果が発表された。一方、男性では顕著な変化は確認されなかった。

フランス・パリ市立大学のロサ・マリア・ブルーノ教授が率いる国際研究チームは17日(現地時間)、欧州心臓病学会(ESC)の学術誌『European Heart Journal(欧州心臓ジャーナル)』に論文を掲載。16カ国で2,300人以上を対象にCOVID-19感染と血管硬化度を追跡調査した結果、この関連性が明らかになった。

研究チームは「血管は加齢とともに硬化するが、COVID-19がその進行を加速させる可能性がある」と指摘。「血管が硬いほど脳卒中や心筋梗塞など心血管疾患のリスクが高まるため、診断の重要性が一層増す」と強調した。

調査は2020年9月から2022年2月まで、フランス、オーストラリア、米国、メキシコなど16カ国で募集された2,390人を対象に実施。感染から6カ月後と12カ月後に「PWV(脈波伝播速度)」と呼ばれる検査を行い、血管の硬さの変化を測定した。これは心臓の拍動による圧力波がどの程度の速さで足首まで伝わるかを調べる方法だ。

PWV(脈波伝播速度)は、頸動脈から大腿動脈まで血圧波が伝わる速さを示す指標で、この数値が高いほど血管の硬化が進み、血管年齢が上昇していることを意味する。

参加者は非感染群、感染後非入院群、一般病棟入院群、集中治療室(ICU)入院群に分類。年齢や性別、人口統計学的要因を考慮して分析したところ、感染者3群はいずれも非感染群に比べて動脈硬化が進んでいた。

特に女性でその傾向が顕著で、非入院群ではPWVが平均0.55m/秒、一般病棟入院群で0.60m/秒、ICU入院群では1.09m/秒上昇した。

研究チームによれば、PWVが0.5m/秒上昇することは臨床的に重要で、60歳女性の場合は血管年齢が約5歳上がり、心血管疾患リスクが約3%増加することに相当する。さらに1m/秒以上上昇すると、血管年齢は約7.5歳上昇し、リスクは5.5%増えると推定される。

ブルーノ教授は「男女差の要因の一つは免疫系の違いかもしれない。女性はより迅速かつ強い免疫反応で自身を守る一方、それが初期感染後に血管へ大きな損傷を与える可能性がある」と説明した。

そのうえで「血管の老化は比較的容易に測定でき、生活習慣の改善や降圧薬、コレステロール低下薬など広く利用可能な治療法で対処できる。血管老化が進んだ人は、心筋梗塞や脳卒中のリスクを減らすため、あらゆる手段を講じることが重要だ」と呼びかけた。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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