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2025年08月26日火曜日
ホームトレンドスポーツ大谷、ヤジ飛ばすファンを魅了する「神対応」!沈黙破る豪快アーチ&ハイタッチが生んだ漫画超えの瞬間

大谷、ヤジ飛ばすファンを魅了する「神対応」!沈黙破る豪快アーチ&ハイタッチが生んだ漫画超えの瞬間

引用:gettyimagesKorea
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シーズン45号ホームランを放った大谷翔平は、ダグアウトに戻る直前、突如サンディエゴの観客席に視線を向けた。

そこにはフェルナンド・タティス・ジュニアのユニフォームを着たファンがいた。大谷は迷わず手を差し出し、ハイタッチ。観客は満面の笑みを浮かべ、周囲のサンディエゴファンからも大谷へ拍手が送られた。

デーブ・ロバーツ監督によれば、そのファンは試合中ずっとドジャースに野次を飛ばし続け、大谷の不振をしつこく突いていたという。

「右耳の横で延々と騒いでいて本当にうるさかった。だが大谷のあの反応は意外だった。嫌がらせをしていた相手に自らハイタッチしたんだからな。格好よかったし、面白かった。人間性がにじみ出た瞬間だった」と指揮官は語った。

大谷は25日(現地時間)、サンディエゴのペトコ・パークで行われたメジャーリーグの試合で、2試合連続の沈黙を破るシーズン45号を放った。9回、サンディエゴの左腕・松井裕樹の球を完璧に捉え、スコアを7-2から8-2へ。これが試合を決定づける一発となった。

引用:gettyimagesKorea
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それまで大谷はサンディエゴとのシリーズで10打数無安打、わずか四球2つ。ドジャース打線全体も前2試合でわずか5安打に終わっていた。だがこの日は流れが一変。大谷の一撃に続き、フレディ・フリーマンが連続アーチ、ダルトン・ラッシングもスタンドへ運び、打線は一気に爆発した。

この一発で大谷はナショナルリーグ本塁打ランキングのトップに肩を並べた。

引用:gettyimagesKorea
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フリーマンは「嘲笑を繰り返していたあのファンも、最後には大谷が場を変えた。あのファンにすら笑顔を与えたことが本当に嬉しい」と興奮を隠さなかった。

実は大谷は6月のサンディエゴ戦でも人柄を示している。ロバート・スアレスの危険球を受けた際、ドジャースの投手陣が激怒する中で「大丈夫」と落ち着かせ、試合中断の合間にはサンディエゴのダグアウトへ歩み寄り笑顔で会話。険しかった空気を一瞬で和ませ、敵将や選手までも笑顔に変えてみせた。

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