
アフガニスタンで2回の地震により約2,200人が死亡した後、新たにマグニチュード6.2の地震が発生した。Newsisの報道によると、英紙ガーディアンはドイツ地球科学研究センター(GFZ)の情報を引用し、木曜日(4日)の夜に南東部地域をマグニチュード6.2の地震が襲ったと伝えた。GFZによれば、震源の深さは10kmと確認されたという。
ドイツ国際放送「ドイチェ・ヴェレ(DW)」も、木曜日(4日)遅くにパキスタン国境東部の都市ジャラーラーバード近郊の僻地で大規模な地震が再び発生したと報じ、米国地質調査所(USGS)のデータを引用してマグニチュード5.6と伝えた。
アフガニスタンでは先月31日と9月2日に大地震が発生しており、4日の地震はその2日後の余震で、5日間で3度目の強震となる。ターリバーン政権によると、4日午後の時点で少なくとも2,205人が死亡し、3,640人が負傷しているという。4日の3度目の地震による追加の人的被害はまだ集計されていない。倒壊した建物の瓦礫から多数の犠牲者の遺体が回収されており、死者数は今後も増加すると見られる。
ターリバーン当局は軍の特殊部隊などを投入し救助活動に全力を挙げているが、険しい地形や地滑り、落石などにより被災地へのアクセスは困難を極めている。特に被害が甚大なクナル州では、建物の98%が損傷または破壊され、約8万4,000人が住居と食糧を失ったとガーディアン紙は報じている。
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