
3年前、動物園で幼い娘を熊の檻に投げ入れたウズベキスタンの女性が、最終的に娘を刃物で殺害した容疑で逮捕された。
17日、英紙デイリー・メールなどの報道によると、ジルロラ・トゥリヤガノワ容疑者(34)は7歳の娘を台所用の包丁で刺して殺害した疑いが持たれている。娘は首を刺され、帰宅した祖父が遺体を発見して警察に通報したという。
トゥリヤガノワ容疑者は2022年、ウズベキスタンの首都タシュケントの動物園で当時3歳だった娘を約4.8メートル下の熊の檻に投げ入れた。
当時の様子は防犯カメラに記録されており、現場にいた来園者も目撃していた。幸い熊は娘を襲うことなく、その場を離れたため、動物園職員が檻に入り、熊を誘導して娘を救出した。娘は3週間の治療を経て回復していた。
当時、動物園側は「若い女性が人前で突然、娘を熊の檻に投げ入れた」とし、「動機は不明だったが、もし熊が娘を餌と認識していれば惨事になっていた」とコメントしていた。
事件後、トゥリヤガノワ容疑者は殺人未遂の疑いで調べを受けたが、精神鑑定で「子どもを養育する上で安全」と判断され、起訴には至らなかった。しかし、3年後に娘を殺害した容疑で再逮捕され、社会に大きな衝撃を与えている。
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