
検察は性犯罪容疑で1審で実刑判決を受けたNCT元メンバーのテイル(本名ムン・テイル、31)に対し、控訴審でも懲役7年を求刑した。この事件の判決は来月17日に予定されている。
ソウル高裁刑事11-3部は性暴力処罰法違反(特別準強姦)容疑で起訴されたテイルと共犯2名に対する結審公判を開いた。検察は3名全員にそれぞれ懲役7年を求刑。検察側は「犯行の重大性と罪質が極めて悪質」とし、「被害者との示談にもかかわらず、1審判決は過度に寛大だった」と主張した。
一方、テイルの弁護側は被害者が捜査機関に処罰を望まない意向を示したと明かし、情状酌量を求めた。
テイルは公判中、「被害者が受けた傷はどんな言葉でも完全には癒せないことを承知している」とし、「心から被害者に謝罪の意を表したい」と述べた。
裁判所は来月17日午後2時30分に判決を言い渡す予定だ。
テイルは昨年6月、友人2人と共に酩酊状態の外国人女性を性的暴行した容疑で警察に逮捕された。事件発覚後、当時の所属事務所SMエンターテインメントは「事案が極めて重大と判断し、テイルのグループ脱退を決定した」と発表した。
1審では、被害者が泥酔して抵抗できない状態を利用して性的暴行を加えたと認定。テイルに懲役3年6か月の実刑を言い渡し、即日勾留。共犯2人にも同様に懲役3年6か月の実刑を宣告した。
コメント0