
デンマークのコペンハーゲン空港周辺で未確認のドローンが確認され、22日(現地時間)、同空港での航空機の離着陸が一時的に禁止された。
AFP通信は空港関係者の話として、未確認ドローン2~3機が確認されたことを受けて空港が閉鎖され、少なくとも15便が他の空港へ迂回したと伝えた。
コペンハーゲン警察によると、最大で大型ドローン4機が空港周辺を飛行しており、軍用か民間用かは不明だが、一般的な個人用よりも大型だったという。
欧州ではここ最近、ロシア軍機やドローンの飛行に関連した事案が相次いでいる。
19日にはエストニアが、ロシア軍のMiG-31戦闘機が無断で自国領空に侵入したと発表した。
また先日、ポーランド上空で19機のドローンが飛行し、ポーランド空軍と北大西洋条約機構(NATO)の部隊が一部を撃墜した。
これらのドローンはロシアから送られたとみられ、NATO加盟国の領空内で撃墜されたのは2022年3月のロシアによるウクライナ侵攻以降で初めてとされる。
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