
北大西洋条約機構(NATO)加盟国のクロアチアが、約18年ぶりに徴兵制を復活させた。
韓国通信社ニューシスによると、EuronewsやAP通信などの報道を総合すると、クロアチア議会(定数151人)は24日(現地時間)、義務兵役制度の採決を行い、賛成84票、反対11票で可決した。30人は棄権したという。
クロアチア国営放送(HRT)によると、兵役期間は2カ月で、基本的な軍事訓練を受ける必要がある。当局は来年の徴集に向けて、2007年生まれの若者に対し、年末までに健康診断を実施する方針を明らかにした。
徴兵対象者には給与が支給される。また、良心的兵役拒否者は代替として民間奉仕を選択できる。
クロアチア国防省は、「若者に危機時に必要な基本的技術と知識を身につけさせ、国家安全保障に寄与することが目的だ」と説明した。
クロアチアが徴兵制を復活させるのは、2008年に志願制へ移行して以来、約18年ぶり。
欧州ではウクライナ戦争を背景に、軍備を拡充する動きが広がっている。















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