
11月初めにフィリピンを直撃した台風25号の影響で、少なくとも26人が死亡したと、現地当局が4日に明らかにしている。台風25号はフィリピン中部地域を横断し、暴風による洪水を引き起こして多くの犠牲者を出した形だ。
報道によると、洪水で多くの人々が建物の屋上へと避難し、車両の多くが水没したという。
台風25号は数時間前、中部ギマラス州ホルダン市沖で、最大瞬間風速180km、持続風速130kmの暴風として観測されている。
西部パラワン州を通過した後、現地時間で今日の夜遅くから明日未明にかけて南シナ海へ抜けると予報されている。
セブ州などで発生した複数の洪水により、少なくとも26人が命を落としたと国家災害リスク軽減管理評議会(NDRRMC)の副局長が述べている。台風による死者の詳しい状況は現在調査中だという。
台風25号は、今年フィリピン諸島を襲った20番目の台風となっている。
















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