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食って稼いで、翌日急死…相次ぐ“大食い系インフルエンサー死亡”に専門家が冷や水

竹内智子 アクセス  

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

過食が心臓発作の発症リスクを高める可能性があるとして、警鐘が鳴らされた。海外では、過度な飲食を行っていた動画配信者が、暴食後に死亡した。

専門家は、慢性疾患を有する場合、危険性が一段と高まると指摘した。特に高血圧、糖尿病、高脂血症を抱える人では、過食が心臓に過度な負荷を与えるおそれがあると警告した。

海外で相次ぐ大食い系ユーチューバーの死

2024年7月、フィリピンで活動していた大食い系ユーチューバーが、暴食の様子を収めた動画を投稿した翌日、心臓発作で死亡した。

また、エルサルバドルの著名な大食い系タレントも、37歳で急死した。死因は公表されていないが、心臓発作と推定されている。

米国の心臓専門医アメヤ・クールカーニ氏は25日(現地時間)、米紙ワシントン・ポストの取材に対し、「健康な若年層では、単発の過食で心臓発作に至る可能性は低い」と述べた。

一方で、「危険因子のある人では、過食が心臓に負荷を与え、発作を誘発するおそれがある」と警告した。

過食と心臓発作の関連性は、複数の研究で確認されている。2000年に米国心臓協会(AHA)の学術大会で発表された研究によると、通常を大きく上回る量の食事を摂取した後、2時間以内の心臓発作リスクが最大4倍に上昇した。

さらに、2005年に17件の研究を統合分析した報告では、過激な運動、過食、情動ストレスが、心臓発作直前に共通して認められる誘因として挙げられた。

過食による心臓発作リスクの構造

専門家は、過食が消化過程を通じて心臓に負荷を与えると説明した。

米メイヨー・クリニックの心臓専門医スティーブン・コペッキー氏は、「脂肪やカロリー、加工炭水化物の多い食事を消化する過程で、血流が消化器系に集中し、血管が収縮して心拍数と血圧が上昇する」と述べた。

さらに、動脈内のコレステロール斑が破綻して血栓が形成される可能性があり、高脂肪食品自体が血液凝固を促進する場合もあるとした。

コペッキー氏は「複数の危険因子が重なれば、数時間以内に心臓発作が起きる可能性がある」と警告した。

過食後に心臓発作が疑われる場合は、直ちに医療機関を受診すべきだ。代表的な症状は、▲胸の中央または左側に数分以上続く、または繰り返される痛みや圧迫感▲腕、顎、首、背中、みぞおち上部に広がる痛み▲普段と異なる息切れや呼吸困難▲めまい、冷や汗、強い倦怠感▲吐き気や嘔吐▲速い、または不規則な脈拍などだ。

心臓リスクを抑える食事法

専門家は、過食の抑制が困難な場合、食事方法の見直しでリスクを低減すべきだとした。

食事内容の半分を野菜や果物、残りをたんぱく質と炭水化物で構成し、満腹感が現れるまでに約20分を要する点を踏まえ、食事は速度を落とし、満腹を自覚した時点で中断すべきだとした。

また、食欲を高めて自制心を弱め、過食を招くおそれのある飲酒は控えるべきだとした。さらに、食後の軽い散歩は血圧、血糖値、中性脂肪の管理に有益だとした。

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