「必ず攻撃を加える…いつでも制裁可能」

中国が日本に対し「交流を中断する可能性がある」と警告したと、中国中央テレビ(CCTV)が15日に報じた。
CCTVは、中国政府が最近の日本との関係について「必ず反撃を加える。中国は日本に対する報復の準備を整えた」との見解を示したと伝えた。さらにCCTVは「中国政府は台湾問題に関して十分な経験を有しており、外交制裁の約80%が台湾関連だ」としたうえで「必要と判断すれば、中国はいつでも措置(制裁)を発動できる」と付け加えた。
また、14日午後に中国外務省が自国民に対して日本への渡航を控えるよう呼びかけたことについても「実質的な脅威が存在することを意味しており、日本政府の誤った行動がもたらした否定的な効果が具体的に現れている」と報じた。
これに関連し、中国国際問題研究院のシャオ・ハオユー研究員は「中国当局が言う『攻撃』は単なる外交的表現ではなく、軍事的意味を含む」と指摘した。さらに「中国の遼寧、山東、福建といった空母3隻や、東風(DF)などの弾道ミサイルが、その意味を日本に示すことになるだろう」と述べた。
一方、今月7日には高市早苗総理が、台湾に緊急事態が発生した場合、日本が自衛権を行使できると発言していた。CCTVは「日本に不満を示した国は中国だけではない。高市総理の発言後、ロシアや韓国など周辺国も敏感に反応した」とし「日本に対する中国の抗議は厳重な警告であると同時に、国際社会に対する秩序維持の行動だ」と報じた。














コメント0