
ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は19日(現地時間)、ドイツが今後ウクライナに長距離攻撃兵器を提供する計画であり、これに向けて両国が活発に準備作業を行っていると明らかにした。
Newsisの報道によると、メルツ首相はこの日ベルリンでスウェーデンのウルフ・クリステション首相と会談後、共同記者会見を行い、ドイツとウクライナは現在「長距離砲撃」に関連する最新の武器提供事業戦略を共同で推進していると発表したという。メルツ首相は「ウクライナ軍に必要な長距離兵器を提供し、武装を強化するために全力を尽くしている」と述べたが、それ以上の戦略的詳細については説明を拒否した。
この発表は、ドイツとスウェーデンがベルリンで18日に両国間の国防協力を強化する了解覚書(MoU)に署名したとドイツ連邦国防省が発表した翌日に出たものである。同国防省はドイツのボリス・ピストリウス国防大臣とスウェーデンのポール・ヨンソン国防大臣がベルリンで開催されているベルリン安全保障会議の間に別途会って議論した後、この了解覚書を締結したとこの日明らかにした。
今回の了解覚書は、これまでにも継続されてきた両国の国防協力をさらに強化する内容になっており、メルツ首相の長距離用武器提供発表により協力にさらに弾みがついた。














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