
19日付の『産経新聞』によると、日本保守党の百田尚樹代表は前日の記者会見で、中国政府が自国民に日本への旅行を控えるよう求めたことについて「大歓迎だ」と述べた。
また、高市早苗首相が国会で「台湾有事の際には日本が関与する可能性がある」と発言したことについても、「当たり前のことだ。謝罪や撤回の必要はない」と支持を示した。
高市首相の発言を受け中国側が強く反発していることについては、「完全に、いちゃもんをつけている。多くの国は台湾を中国の一部とは見なしていない。それを『国内問題』というのは、中国の強引な議論だ」と述べた。
日本経済への影響について、政府推計では、中国人観光客の減少に伴う損失が最大2兆2,000億円に達する可能性があるとされる。これに対し百田氏は「その程度なら大した額ではない」とし、「2兆2,000億円でも、日本国民1億2000万人で割れば1人当たり1万8,000円程度だ」と述べた。
さらに「1万8,000円で無礼な中国人観光客が大幅に減るのであれば、むしろ非常に良いことだ」と語り、「中国政府には今後も旅行自粛を継続してほしい」と続けた。
高市首相は今月7日の衆議院本会議で、現職首相として初めて「台湾有事は日本の集団的自衛権(武力行使)の行使が可能となる『存立危機事態』になり得る」との認識を示していた。
この発言を受け、中国政府は今月14日、自国民に日本への旅行を控えるよう要請している。香港当局も日本渡航時の警戒強化を呼びかけている。















コメント1
sonpin884
百田さんのご意見は最高!!!