
高市早苗総理が「台湾有事の際の日本の介入可能性」に言及した後、中国と日本の外交的緊張が高まる中、中国海警が台湾最前線の島である金門島に対する海上巡視を連日強化している。Newsisの報道によると、20日、中央通訊社は台湾・海巡署を引用し、中国海警がこの日を含め今月に入って3回にわたり金門島近海を巡視したと伝えたという。
中央通訊社によると、20日の午前、中国海警所属の14603号、14515号、14605号、14527号など計4隻の巡視船が2チームに分かれて金門島近海の制限水域に進入し、巡視活動を行ったという。これに対し、台湾側も直ちに巡視船4隻を投入して現場対応に乗り出し、中国船舶に向けて中国語と英語で警告放送を行い、即時退去を要求した。
中国海警は9月17日以降約2か月間、当該海域での巡視を行っていなかったが、14日に再び金門島近海に進入し、武力誇示を再開した。その後、中国側の海域進入は徐々に頻度を増している。専門家らは、中国海警の金門島巡視強化が最近浮上した日中外交摩擦と密接に関連しているとの見方を示している。高市総理の発言以降、中国側が強硬な姿勢を示し、警告的措置を講じているとの解釈が大勢だ。


















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