メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「これは屈服だ!」米“和平案”にウクライナ国民が猛反発…“31年前の偽りの安全保障”が再び頭をよぎる

織田昌大 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

ウクライナ国民は、米国が提示した平和案がウクライナの降伏を要求するものだと考え、受け入れないだろうとニューヨーク・タイムズ(NYT)が21日(現地時間)に報じた。Newsisの報道によると、米国の平和案はロシアのウラジーミル・プーチン大統領が要求してきた最大限の要求と一致しており、ウクライナが一貫して拒否してきたものであるという。ウクライナ全土で大きな反発が起きている理由だ。

キーウ・インディペンデントはホームページに「米国の新平和案、ウクライナを降伏に追い込む」という大見出しを掲げた。4年近くにわたる過酷な戦闘で疲労が極度に蓄積し、損失が甚大な状況でも、ウクライナ国民は米国の平和案を受け入れない見通しだ。19日にロシアのミサイル攻撃で少なくとも31人が死亡したウクライナ西部テルノーピリの住民たちは、大半が米国の平和案に懐疑的で、一部は怒りを示した。

A氏(66)は、ミサイル攻撃から2日経っても親友の生死が確認できていないと述べた。彼女は「恐ろしい」と言い、「この平和案は、私たちが何の意味もなく戦い、何の意味もなく命を捧げているということだ」と語った。また、テルノーピリの行政責任者であるヴィャチェスラフ・ネホダ氏(Vyacheslav Andronovych Nehoda)は、今も煙が立ち上る残骸の横で携帯電話に収めた犠牲者たちの写真を見せながら記者に「平和案が要求するのがこれなのか」と尋ねた。彼は「ばかばかしい。民間人を破壊し、人を殺している敵に降伏しろという提案だ」と憤りをあらわにした。

ウクライナ人は戦争初期より交渉成立に対して、はるかにオープンになっている。しかし、今回の平和案には不満が大きい。特にウクライナや欧州同盟国の意見をまったく反映せずに作成された点から受け入れがたいとし、自分たちと欧州の指導者たちが交渉テーブルに座れない交渉は考慮の対象ではないと述べている。

首都キーウの予備役将校B氏は、戦争中に犯したすべての犯罪に対する全面的な恩赦が平和案に提示されたことに「愕然とした」と語った。彼は西側の支援縮小とウクライナのNATO加盟放棄など、つまりプーチン大統領が長年要求してきた事項が明記されていることについて、約束を守らないロシアと「同じ戦争に向かう一歩だ」と述べた。ウクライナ軍のドローン操縦士であるC氏は「領土を取り戻すことは考えたくもないが、ロシアは約束を守らない」と語った。

これまでウクライナは、安全保障の保証が崩れる経験を痛感してきた。米国の平和案草案がオンラインに掲載されると、ウクライナ人は1994年に締結された「ブダペスト覚書」を思い出した。旧ソ連の核兵器をロシアに引き渡す代わりにロシア・米国・英国から安全保障の保証を受ける内容だった。しかしロシアは2014年に続き2022年に全面侵攻した。キーウのD氏は「私はブダペスト覚書を覚えている」と言い、「ここも前線も皆が疲れているが」ウクライナは戦い続けるしかないと述べた。彼は「ウクライナにとっては『生きるか死ぬか』の問題だ。奴隷のように生きて死ぬよりは、立って死ぬ方がましだ」と付け加えた。

東部リマン地域で戦闘するE大尉は、米国が世界警察の役割から「安全保障の保証に対価を要求し、国際関係を純粋な取引に変える仲介者」になってはいけないと述べた。彼は「ウクライナもロシアも米国も、結局この計画に満足しないだろう」と強調した。キーウの美術キュレーターであるF氏(52)は、「米国の提案は新しくない。常に出てくるが目標はいつも同じだ。ウクライナを弱体化させ、プーチン大統領の要求を受け入れることだ」と述べた。

F氏はウクライナが脆弱な状況にあることを認めた。政府の腐敗スキャンダル、戦場での損失、そして冬が近づく中で国家のエネルギー網を焼き尽くすロシアの持続的な空爆が重なっているからだ。彼女は「だからこれを押し進める人々がついに私たちを屈服させることができると思っている」と述べ、「彼らが間違っていることを願う」と付け加えた。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「受け入れがたい内容...再検討が必要」欧州11か国首脳、“トランプ和平案”に共同声明!
  • 米・ウクライナ協議“80%合意”の裏で…最大の火種となる「残り20%」が行方を左右する
  • ウクライナ和平案に「ロシア作成説」急浮上!侵略補償と‟露語文言疑惑”で国際社会に衝撃
  • 「死の宣告か」...イスラエル、レバノン首都を空爆でヒズボラ“ナンバー2”死亡!戦闘激化の恐れ
  • 「日本が介入すれば、軍事行動!」台湾問題で火花散る日中...中国が“日中韓首脳会談”ボイコット
  • ゼレンスキーに迫る「尊厳か、同盟か」の選択…トランプ“期限付き和平”で圧力、プーチン嘲笑しつつ歓迎

こんな記事も読まれています

  • ハリウッド女王アリアナ、選んだのは“空間と快適” 愛車が語る素顔
  • 車内空気にカビと細菌が漂う、暖房ONで“汚染循環”が始まる
  • 「え、こんなに簡単?」、初めてでもできた“オイル交換の真実”
  • ホンダとトヨタ、北米・アジアをまたぐ“グローバル二強”の直接対決
  • 米・ウクライナ協議“80%合意”の裏で…最大の火種となる「残り20%」が行方を左右する
  • 女性観光客を執拗に追い回し、突然「やりましょう」…身体まで見せた男の末路
  • ウクライナ和平案に「ロシア作成説」急浮上!侵略補償と‟露語文言疑惑”で国際社会に衝撃
  • 「死の宣告か」…イスラエル、レバノン首都を空爆でヒズボラ“ナンバー2”死亡!戦闘激化の恐れ

こんな記事も読まれています

  • ハリウッド女王アリアナ、選んだのは“空間と快適” 愛車が語る素顔
  • 車内空気にカビと細菌が漂う、暖房ONで“汚染循環”が始まる
  • 「え、こんなに簡単?」、初めてでもできた“オイル交換の真実”
  • ホンダとトヨタ、北米・アジアをまたぐ“グローバル二強”の直接対決
  • 米・ウクライナ協議“80%合意”の裏で…最大の火種となる「残り20%」が行方を左右する
  • 女性観光客を執拗に追い回し、突然「やりましょう」…身体まで見せた男の末路
  • ウクライナ和平案に「ロシア作成説」急浮上!侵略補償と‟露語文言疑惑”で国際社会に衝撃
  • 「死の宣告か」…イスラエル、レバノン首都を空爆でヒズボラ“ナンバー2”死亡!戦闘激化の恐れ

おすすめニュース

  • 1
    牛乳と思って飲んだ赤ちゃん、家の洗剤が惨事を招く

    気になる 

  • 2
    「洗濯・料理は一生NO」パク・ジニョンの家父長的発言に議論噴出…「自慢か」vs「大金を稼いでいるから」

    エンタメ 

  • 3
    夢をものすごく見る…キム・ジミン、神気のために占い屋から追い出された理由

    エンタメ 

  • 4
    体液付き下着までネットで販売、異常な行動次々…タイでHIV“故意感染”疑惑

    気になる 

  • 5
    「爪で軽くタッチして2万円」、米セラピーに利用者が列を作る

    気になる 

話題

  • 1
    東京、世界経済の頂点へ返り咲く!ニューヨークを押さえ圧巻の1位

    気になる 

  • 2
    “チンパンジー戦争”の本当の狙いは繁殖?…戦後、出産数が2倍に

    気になる 

  • 3
    サブプライム再来の恐れ「いま金融資産を減らせ」…ウォール街の“債券王”がぞっとする警告

    経済・株式 

  • 4
    14kgスルッと落ちた?ネズミ50匹まで食べた中国女性の35日

    おもしろ 

  • 5
    「『遊ぶなら何する?』を降板した本当の理由は…」イ・イギョン、自ら口を開く

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]