
デルタ航空は米国の歴史上最も長い政府閉鎖で約2億ドル(約310億5,884万円)の損失を記録した。デルタ航空のエド・バスティアンCEOは3日(現地時間)、投資家との通話で今回の閉鎖により航空券の返金が大幅に増え、予約が鈍化し、1株あたり約25セント(約39円)の損失が発生したと述べた。
今回の閉鎖は10月1日に始まり43日間続き、無給で勤務していた管制官の離脱が増え、米国の主要空港で遅延とキャンセルが急増した。航空交通の混乱が深刻化する中、米連邦航空局(FAA)は11月7日から国内線の運航を最大6%削減するよう緊急命令を出し、これにより感謝祭の2週間前までに1万便以上がキャンセルされた。
それでもバスティアンCEOは「影響はすでに過ぎ去った」とし、年末の航空需要は非常に強い状況だと述べた。
一方、閉鎖期間中に無給で働いた航空管制官は2回の給与を受け取れなかった。しかしFAAは閉鎖後出勤率100%を記録した776人にのみボーナスを支給することに決め、論争を呼び、民主党のタミー・ダックワース上院議員はボーナス対象を拡大するよう米運輸省に要求した。
デルタ航空の株価は67.49ドル(約1万484円)で3.61%上昇して取引を終えた。













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