
東京ディズニーシーのホテル内で刃物を見せて脅したとして、中国籍の30代の男が警察に逮捕された。さらに、男は逮捕後に報道カメラへ笑顔で手を振る様子が撮影され、波紋が広がっている。
4日付の産経新聞などによると、千葉県警は2日、東京ディズニーシー内のホテルの宴会場で刃物を振り回したとして、中国籍の34歳の男を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。
男は1日午後8時頃、ある企業の忘年会が開かれていた東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの宴会場に入り、企業の従業員に刃物を見せて脅した疑いが持たれている。幸い負傷者は出なかった。男はその場から逃走したが、翌日、自宅近くで身柄を確保された。男が即座に逮捕されなかったため、一時、東京周辺に不安が広がった。
警察の調べに対し、男は過去に当該企業で勤務していたことが判明した。男は「宴会場に入り、中国語で書いた抗議文を配ろうとしたが止められ、持っていた刃物を取り出しただけだ」と供述している。
刃物を向けられた相手は元同僚とされ「これ以上近づいたら殺す」と脅したとされる。一方で男は「人に刃物を向けたり脅したつもりはない」と述べ、一部容疑を否認している。
警察は、男が前職に不満を抱いていたとみて、背景や動機を詳しく調査している。
















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