
香港の行政長官が中国の習近平国家主席と会い、反中メディアのジミー・ライ氏(78)の有罪判決について直接報告したと、中国国営の新華社が17日に報じた。
習主席は前日、北京で香港の李家超行政長官と会い、業務報告を受けた。この席で李長官はライ氏の有罪判決について伝え、「国家の安全を堅固に守ると約束した」と述べた。
これに対し習主席は、「この1年間、李長官は特別行政区政府(香港政府)を率い、責任を持って国家の主権と安全、発展の利益を確固として守った」とし、「香港の第8期立法会選挙を成功裏に行い、香港の経済を発展させた」と称賛した。
2021年、香港は「愛国者」として選ばれた人物のみが選挙に出馬できるよう選挙法を改正した。7日に選挙法改正後、初の選挙が行われ、全員親中派の人物が当選した。ただし、香港返還以降、歴代で2番目に低い投票率を記録したとされる。
15日、香港高等裁判所はライ氏が国家保安法に違反したとして、彼の外勢結託と扇動の容疑について有罪判決を下した。最終的な刑量は来年1月中旬に出る見込みだ。これに対し、米国や英国など西側諸国は有罪判決を非難する内容の声明を相次いで発表した。















コメント0