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「猛暑でエンジン炎上⁉︎」 夏前に必ず点検したい車の“6大チェックポイント”とは

山田雅彦 アクセス  

【引用:Unsplash】間もなく本格的な夏が到来する。長距離移動が増え、猛暑と梅雨が交互に訪れる7〜8月は、クルマに通常以上の負荷がかかる時期だ。特に高速道路を走行中に車両が停止したり火災が発生したりすると、大事故につながるリスクが高まる。そのため、自動車の専門家は夏本番を前に、少なくとも6つの主要チェックポイントを事前に確認しておくよう強く勧めている。以下は、高温多湿の環境下でも安心してクルマを運用するために欠かせない項目だ。

【引用:Unsplash】夏場は気温だけでなく路面温度も上昇し、エンジンが過熱しやすい。エンジンは燃焼過程で数百度の熱を発生させるが、この熱を制御する役割を担うのが冷却水(クーラント)だ。外気温が高いと冷却効率が低下し、オーバーヒートに至るケースが多い。冷却水不足はオーバーヒートだけでなく、最悪の場合エンジンルーム火災の原因にもなり得る。実際、エンジンルーム火災の半数以上は冷却水の点検不足に起因し、高速走行中に発生した例も少なくない。冷却水は通常、水道水と不凍液を混合して使用するが、量が減ったり劣化が進んだりするとエンジン温度を管理できなくなる。リザーブタンク内の液面が「F(フル)」と「L(ロー)」の間にあるかを確認し、2〜3年ごとに全量交換するのが望ましい。長距離運転時は2時間ごとに休憩を取り、エンジン熱を冷ますことも大切だ。夏のロングドライブを控えているなら、出発前の冷却水チェックは必須になる。

【引用:Unsplash】夏のアスファルトは灼熱のように熱を帯び、タイヤには一層の負荷がかかる。気温が10℃上がるごとにタイヤ内部の空気圧も上昇するため、夏場は規定圧よりやや低めに設定するのが一般的だ。また、摩耗が進んだタイヤはバーストやスリップの危険性が高まる。法定のスリップサインは1.6mmだが、安全を考えるなら溝が3mmを切る段階で交換を検討したい。酷暑の車内はサウナのように高温になる。エアコン性能が落ちると運転中の疲労が加速し、カビの繁殖で快適性が損なわれる。エアコンフィルターは6ヶ月、または5,000〜10,000km走行ごとに交換が推奨され、冷媒(ガス)の残量も定期的に確認したい。不足している場合は専門業者に補充を依頼する。

【引用:Unsplash】梅雨やゲリラ豪雨は一瞬で視界を奪う。ワイパーが正常に作動しないと極めて危険だ。摩耗したワイパーは水滴を拭き取れず筋状の跡を残し、視界を妨げる。異音がしたり拭きムラが目立つ場合はすぐ交換を検討する。虫の死骸や油汚れが付着しやすい夏はウォッシャー液も重要だ。ワイパーは6ヶ月ごとの交換が推奨され、ウォッシャー液も夏用に入れ替えておくと安心する。特にコンパクトカーはタンク容量が少ないため、こまめな補充が必要だ。

【引用:Unsplash】夏の高温走行はブレーキ負荷を高め、制動時の発熱量が増える。ブレーキパッド摩耗が加速し、ブレーキオイルの粘度が低下して反応が遅くなる恐れがある。パッドから金属が擦れる異音がしたり制動距離が伸びたりする場合は早急な点検が必要だ。一般的にパッドの交換目安は3万〜4万km走行ごととされる。バッテリーは冬だけでなく夏も放電リスクが高まる。エアコンやナビ、ドラレコなど電装品使用が増え、暑さで電解液が蒸発して充電効率が低下しやすい。突然エンジンがかからなくなるトラブルを防ぐため、定期点検と早めの交換を心掛けたい。

【引用:Unsplash】夏の高温や梅雨、長距離走行は車両に大きな負荷をかける。特に高速道路では点検不足が突然の停止やエンジン火災、雨天時のスリップ事故につながりやすい。梅雨や豪雨下では制限速度より20〜50%低い速度で走行し、前車との車間距離を通常の2倍以上確保することが安全に直結する。出発前には冷却水、タイヤ空気圧、エアコン、ブレーキ、タイヤ摩耗、バッテリー状態を入念にチェックしよう。減速運転や十分な車間距離の確保、非常用装備の準備も、夏の安全ドライブを支える基本になる。

山田雅彦
yamadam@kangnamtimes.jp

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