
【引用:gettyimagesKOREA】LAドジャース大谷翔平が、サンフランシスコ・ジャイアンツとのアウェー戦に先発登板。3回を投げ1安打1四球、4奪三振で無失点という圧巻のピッチングを披露した。復帰後最長イニングを投げ抜き、投手としてのコンディションが完全に戻ってきたことを印象づけた。

【引用:gettyimagesKOREA】1回から全開モードだった。マイク・ヤストレムスキー、エリオット・ラモス、ラファエル・デバースを立て続けに三振で仕留め、打者にバットを振らせる内容で押し込んだ。2回はマット・チャップマンを遊ゴロ、ウィリー・アダメスを三ゴロ。イ・ジョンフには四球を与えたものの、次のシュミットを遊飛で切り抜けた。

【引用:gettyimagesKOREA】3回もマウンドに上がった大谷は、ケイシー・スミスをフライ、パトリック・ベイリーを三振。再びヤストレムスキーにヒットを許したが、ラモスをフライに仕留めて無失点を維持した。全体の投球数はわずか36球、最速は99.9マイル(約160.7km)を計測した。

【引用:gettyimagesKOREA】試合後、2度対戦したラモスがメディアに登場。三振とフライに倒れた打席を振り返り、「すべての打者に対してアグレッシブに攻めてきた。真っ直ぐも変化球も素晴らしく、見るからに絶好調だった」と語った。対戦した打者だからこそ分かる「圧」を感じた様子だ。

【引用:gettyimagesKOREA】さらに、大谷の二刀流についても率直な意見を口にした。「正直、打者で出てこられるより、投手の方がありがたい。投手としてはコンディション次第で攻略できる可能性もある」と笑顔で語る一方、「打者として出場した時の集中力や存在感は本当にすごい」と、最大級の賛辞を送った。

【引用:gettyimagesKOREA】実はラモス自身も昨年9月、サンフランシスコの右打者として史上初となるスプラッシュヒットを記録した実力者。そして大谷も、前日の試合でキャリア初のスプラッシュ弾を放っており、互いに「飛ばせる男」同士。ラモスは「もし僕がオオタニなら、絶対に打者だけに専念するよ(笑)」と語り、最後まで「らしい」コメントで締めくくった。
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