
【引用:イット!】栃木県宇都宮市の観光施設「大谷資料館」の駐車場で、深夜に車がドリフト走行を繰り返す様子が防犯カメラに捉えられた。10月5日午前1時ごろ、雨の降る中、1台の車が猛スピードで走り回り、車体を回転させながらタイヤを滑らせる「迷惑ドリフト」を続けた。映像には、車の進行方向に仲間とみられる人物が立ち、衝突寸前で車が方向転換する危険な行為も映っていた。

【引用:イット!】この騒動は約15分間続いた。翌朝、駐車場の路面に何重にも重なった黒いタイヤ痕がくっきりと残されていた。大谷資料館の大久保恭利館長は「またやられたのかと思った。タイヤ痕は簡単に消えず、非常に迷惑している」と怒りを露わにした。

【引用:イット!】被害を受けた大谷資料館は、地下採掘場跡を利用した人気の観光スポットで、日本遺産にも登録されている。資料館によると、タイヤ痕の修復には舗装を剥がして再舗装する必要があり、費用は200万~300万円にも上る見込みである。

【引用:イット!】同館では来館者の利便性を考え、無料で駐車場を開放しているが、夜間は人目が少ないことから、ドリフト走行やごみの不法投棄などの迷惑行為が後を絶たない。大久保館長は「無料開放を続けてきたが、柵を設けて有料化も検討せざるを得ない。無断侵入して走行するのは絶対にやめてほしい」と訴えた。警察は資料館からの相談を受け、現場周辺のパトロールを強化。施設側は再発防止のため、防犯カメラの増設も検討している。
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