
【引用:FNN】兵庫県加古川市で4日午後、車14台が絡む多重事故が発生した。この事故によって78歳の男性が死亡し、17人がけがをした。現場は交通量の多い国道で、事故現場周辺は一時騒然となった。

【引用:FNN】警察と消防によると、事故が起きたのは午後4時半ごろだという。加古川市加古川町友沢を通る国道250号、通称「明姫幹線」の交差点で、車14台が次々と衝突した。衝撃音が響き渡り、道路には破損した車の部品やガラスの破片が散乱し、現場は混乱状態に陥った。

【引用:FNN】この事故で、加古川市に住む岡本年明さん(78)が自分の車の中に閉じ込められ、消防によって救出されたが、その後搬送先の病院で死亡が確認された。また、同乗者の男性が胸の骨を折る重傷を負った。他の車に乗っていた男女17人は打撲や骨折などのけがを負い、うち数人は救急搬送されたが、いずれも命に別状はないとのことである。

【引用:FNN】警察の調べによると、岡本さんの車が信号待ちをしていた車の列に猛スピードで突っ込む様子が、衝突された車のドライブレコーダーに記録されていた。ブレーキを踏んだ形跡はほとんどなく、車は次々と前の車に追突しながら停止したとみられる。同乗していた男性の話によると「死亡した男性は事故の直前に意識を失い、ハンドルにもたれかかっていた状態だった」という。

【引用:FNN】現場は片側3車線の幹線道路で、明石市と姫路市を結ぶ主要ルートである。事故が起きた午後4時30分頃は、夕方の交通量が多い時間帯だったため、事故の影響で上下線が長時間にわたり通行止めとなり、周辺では渋滞が数キロに及んだ。警察は、岡本さんがハンドル操作を誤った可能性や、持病や体調の急変が関係していたかどうかを含め、事故の詳しい経緯を調べている。














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