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アメリカの名を冠し中国技術を採用 ラム・ダコタの立ち位置はどこに

山田雅彦 アクセス  

【引用:ラム・トラックス】ラムが復活させた中型ピックアップトラック「ダコタ・ウォーロック」が南米市場を狙う。名前だけ聞くと正統派アメリカンな印象だが、その内部には中国製の骨格が隠されている。アメリカブランドの象徴性と中国の技術、南米の生産ラインが一台の車に融合した異色モデルだ。

【引用:ラム・トラックス】中国のプラットフォームにアメリカンデザインを施した「混血トラック」は、ステランティスが南米市場拡大のために投入した戦略的新車である。外観は従来のラム特有の筋肉質な造形を踏襲し、ブラックバッジや17インチダイヤカットホイール、LED照明などでタフな印象を強調した。

 【引用:ラム・トラックス】プラットフォームは中国・長安汽車の「ハンター」から流用している。これはフィアット・ティターノ、プジョー・ランドトレック、中東向けラム1200と同一の基盤だ。アメリカンな外観の裏側に中国の工学技術が息づく構造であり、グローバル戦略の象徴的存在といえる。

【引用:ラム・トラックス】内装は従来のピックアップのイメージを覆すほど洗練されている。7インチのデジタルメーターと12.3インチのインフォテインメント画面を統合し、ワイヤレス充電、6つのエアバッグ、ADAS運転支援機能も完備。2.2リッターのマルチジェットディーゼル(197馬力/450Nm)に8速ATと常時4WDを組み合わせ、ノーマル・スポーツ・サンド・スノーの4モードに対応する。

【引用:ラム・トラックス】全長5.3mのボディサイズはトヨタ・ハイラックス、フォード・レンジャー、フォルクスワーゲン・アマロックと競合。積載量1トン、牽引能力3.5トンを誇り、生産はアルゼンチン・コルドバ工場で行われる。ステランティスは約3億6,000万ドル(約550億円)を投資し、2025年にアルゼンチン、2026年にブラジルで順次発売する計画だ。

【引用:ラム・トラックス】価格は27万レアル(約770万円)前後と競合より高額で、実用重視の南米市場では挑戦的な設定となる。安価な中国製プラットフォームでコストを抑えつつ、アメリカンデザインで“プレミアム感”を演出した。ステランティスは本車を北米には投入せず、南米限定の混合型モデルとして展開する方針だ。伝統と効率、イメージと現実を融合したこの実験的トラックが、南米の消費者に「本物のアメリカ」を感じさせることができるか注目されている。

山田雅彦
yamadam@kangnamtimes.jp

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