
【引用:微博】中国・北京の昆虫博物館で、ゴキブリを刻んで加えた「昆虫コーヒー」が登場し、SNSを中心に大きな反響を呼んでいる。価格は1杯45元(約995円)で、試飲した市民からは「わずかに酸味がある」といった声が上がり、博物館側は「館内のテーマに最も合う飲み物だ」と説明するなど、珍しい新メニューとして注目を集めている。

【引用:微博】同館のカフェではゴキブリ入りのコーヒーに加え、アリやミールワームを使った飲料も提供されており、スタッフは「材料はすべて漢方薬店で購入しているため安全性に問題はない」と強調する。一方で購入者層には偏りがあり、好奇心旺盛な若者が中心で、ゴキブリを苦手とする親子連れはほとんど注文しないという。販売数は1日10杯を超える日もあるとされる。

【引用:微博】北京在住の人気ブロガーもフォロワーの要望を受けて試飲動画を投稿し、「想像より不快ではない」とコメントしたが、ネット上の反応は総じて厳しい。「お金を渡されても飲まない」「見た瞬間に気分が悪くなる」「なぜ金を払ってまで口にするのか理解できない」といった否定的な意見が相次ぎ、論争的なトレンドとして拡散している。

【引用:微博】一方で、SNS上で急拡大する「珍コーヒー」ブームは、Z世代の味より体験を重視する消費傾向を象徴する現象だとの分析もある。昆虫を用いた食品は高タンパクで環境負荷が低いとされ、専門家は「食用昆虫産業の可能性を試す試金石になる」と指摘するなど、単なる話題性を超えて新たな食品市場の動向として注目が集まっている。













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