
【引用:kknews】道で犬を捨てる人を見たら、あなたはどんな気持ちになるだろうか。残念なことに、高価な犬を手に入れようとするあまり、身近にいる大切な雑種犬を簡単に捨てたり無視したりする人も少なくない。そんな中、ある建設作業員の勇気ある行動によって、壁にぶら下がった状態で捨てられていた子犬が新しい家族に出会うことができたという。

【引用:kknews】ある日の夕方、仕事を終えた建設作業員が道を歩いていると、工事現場の裏の路地で不審な物音に気づいた。誰かが壁の隅に隠れ、周囲をうかがっていたのだ。彼が近づくと、その人物は慌てて逃げ出した。そこには小さな子犬が、工事現場の壁に逆さまにぶら下がった状態で捨てられていたのだ。建設作業員はすぐに犬を抱き上げ、逃げた人物を追いかけて問いただした。「なぜこの子犬を壁にぶら下げて捨てたのか!」

【引用:kknews】その人物の答えは、さらに驚くべきものだった。「お金を払って買った犬なのに、誰かが『雑種犬』だと言ったので、なんとなく格が落ちる気がして捨てた」というのだ。建設作業員は言葉を失い、命を軽んじる態度に強く憤った。

【引用:kknews】犬は本当に可愛らしかった。建設作業員は田舎の実家にいる大きな犬のことを思い出し、「この子犬を連れて行けば、二匹は良い相棒になるかもしれない」と考えた。そして、まず子犬を工事現場の宿舎に連れて行き世話を始め、工事が終われば田舎の実家に連れて帰り、一生育てることを決めた。

【引用:kknews】驚くことに、一緒に働く同僚たちも皆、子犬を可愛がった。毎日の食事の時間には、自分たちの食事から少しずつおかずを取り分け、犬に与えていた。おかげで子犬は優しいおじさんたちにたっぷり愛され、すくすくと成長しているという。













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