
【引用:Facebook】雪が積もった冷たい道で、体を縮めて倒れているように見える一匹の犬がいた。小さな命を救おうと近づいた人々は、その温かい体の中に別の命が隠されていることに気づき、感動を覚えた。大雪が降っていたある日、カナダ・オンタリオ州チャタム・ケントを通りかかった市民が、寒さに震える捨て犬を目撃したのである。

【引用:Facebook】犬は極寒を耐えるため、全身を丸めて体温を守っていた。市民は迷わず地域の動物保護センターに救助を求めた。職員が犬に近づくと、犬の体に抱きしめられるようにして、5匹の小さな子猫が動いているのが確認された。犬は氷点下の中、全身で子猫たちを包み込み、凍死から守っていたのだ。

【引用:Facebook】保護センターに運ばれた犬は、長期間の飢えで深刻な栄養失調状態にあった。子猫たちもまた、犬の毛に付着したノミの影響で皮膚病を患っていた。それでも犬は、自分が飢え死にする危険や皮膚病が移るリスクを顧みず、ただ小さな命を救うために子猫たちを胸に抱き寄せ続けていたのである。

【引用:Facebook】救助センターはこの犬の崇高な行動を公式Facebookで共有した。すると投稿は瞬く間に広まり、アメリカのテキサス州やカリフォルニア州、さらにはヨーロッパやオーストラリアなど、世界各地から「犬と子猫を一緒に迎えたい」という数百件もの問い合わせが殺到した。

【引用:Facebook】保護センターは犬と子猫たちが特別な関係を維持できるよう、できれば同じ家庭に迎えられることを望んでいた。しかし、受け入れ先の環境や動物たちの健康状態などを考慮した結果、最終的には別々の家庭に引き取られることになったという。それでも、極寒の中で子猫を守り抜いた犬の行動は、1年以上経った今も人々に温かな感動を与え続けている。













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