
【引用:Facebook】犬は別れを予感したかのように、自分の世話をしてくれた職員たち一人ひとりに、順番に感謝の挨拶を伝えた。アメリカの動物メディア「ザ・ドードー」は、数か月間保護施設で暮らした後、里親が見つかって施設を離れることになった犬が、職員たちに別れの挨拶をする様子を紹介した。

【引用:Facebook】保護犬の「ジャックス」は、カナダ・サスカチュワン州レジャイナにある動物保護施設「Regina Humane Society」で、長い間里親を待ちながら過ごしてきた。施設の職員たちは、訪問者がジャックスの前を素通りするたびに、自分のことのように胸を痛めた。ジャックスが驚くほど魅力的な犬であることを、誰よりもよく知っていたからだ。

【引用:Facebook】実は、ジャックスは誰かが自分のケージに近づいてくるたびに、撫でてほしいと吠える癖があり、その吠え声に驚く人々もいた。そこで職員たちは、ジャックスが吠える理由と、その内面がどれほど愛らしいかを説明する看板を作り、ケージのそばに掲示した。

【引用:Facebook】それでもなかなかジャックスに目を留める人が現れなかったため、職員たちは新たな工夫を凝らした。ジャックスをフロントの受付エリアに連れて行き、訪れた人たちが彼の愛らしい様子を直接見られるようにしたのだ。そうしてフロントスタッフとして活動していたジャックスに、2023年3月、ついに里親が決まった。ジャックスのような大型犬を飼った経験のある男性が施設を訪れ、フロントで出迎えたジャックスと一瞬で恋に落ちたのである。

【引用:Facebook】施設の責任者は、ジャックスが新しい家に行くことがわかったとき、皆で見送りに集まったこと、そして途中で職員たち一人ひとりのもとへ立ち寄り、別れの挨拶をして回ったことを振り返った。公開された動画には、施設を離れる前に職員たちのもとへ順番に歩み寄るジャックスの姿が収められており、その後も新しい飼い主は、職員たちがジャックスと再会できるよう折を見て施設を訪れているという。













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