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韓国現地で24日に公開される映画『ハルビン』で伊藤博文を演じた日本を代表するマルチタレントとは

有馬侑之介 アクセス  

社会派作品を得意とする韓国の映画監督ウ・ミンホ氏の新作映画『ハルビン』で、リリー・フランキーが伊藤博文を演じる。

『ハルビン』は1909年を舞台にある目的のため、ハルビンに向かう者たちとそれを追う者たちの間で繰り広げられる追跡劇を描いた作品だ。

ヒョンビンをはじめ、パク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、パク・フン、ユ・ジェミョン、イ・ドンウクなど、韓国の実力派俳優たちが出演陣に名を連ねる中、慣れ親しんだ名前が見える、リリー・フランキーだ。

もともと文筆家としてデビューしたリリー・フランキーだが、作詞・作曲やアートディレクター、近年では俳優活動にまで活躍の舞台を広げ、多岐にわたる活動を展開している。

海外でも第71回カンヌ国際映画祭において最高賞であるパルムドールを受賞した是枝裕和監督の『万引き家族』で主人公を演じ、観客に強い印象を残した。

『ハルビン』では政治家として日本の初代内閣総理大臣を務め、韓国では帝国主義者と評されている伊藤博文を演じ、独特の存在感を披露する予定だ。

ウ・ミンホ監督はリリー・フランキーについて「これまでとは一風変わった姿で新たな境地を見せてくれるだろう」と語った。

韓国では予告編に登場したリリー・フランキーの姿に観客たちが驚きの声をあげ、「日本を代表する俳優が(韓国映画で)伊藤博文の役を引き受けたことは勇気ある決断だ」という反応が寄せられている。

リリー・フランキーは『ハルビン』のシナリオに魅了され、すぐに出演を決めたという。

公開されたスチール写真はリリー・フランキーならではの独特な雰囲気が漂い、作品の完成度への期待も高まっている。

一方、『ハルビン』は韓国で今月24日より公開される。

有馬侑之介
editor@kangnamtimes.com

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