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「女王シャキーラからの4200万円ランボルギーニ」維持費の壁に阻まれたファンの驚きの決断と意外な展開

竹内智子 アクセス  

ダンスチャレンジで優勝し、シャキーラから「ランボルギーニ・ウルス」を贈られたファン

「ラテン・ポップの女王」シャキーラからカスタム・ランボルギーニを贈られ、多くの人の羨望を集めた男性ファンの驚くべき近況が明らかになった。

3日(現地時間)、オンラインメディア「ラグジュアリー・ロンチーズ」(Luxurylaunches)は、シャキーラから特別な贈り物を受け取ったマイケル・メヒア(Michael Mejia)が、その贈り物を販売する予定だと報じた。

シャキーラは昨年11月、新曲「Solterra」のプロモーションの一環として、ミュージックビデオに登場した28万ドル(約4,190万円)相当の紫色のランボルギーニ・ウルスを景品とするダンスチャレンジイベントを実施した。

イベントへの参加方法は意外にも簡単だった。シャキーラの新曲「Solterra」に合わせて踊る動画を、インスタグラムやTikTokに関連ハッシュタグと共に投稿するだけで自動的に参加となった。

メヒアは昨年12月、数千人の参加者を抑えてこのダンスチャレンジで優勝し、シャキーラのカスタム・ランボルギーニ・ウルスを獲得。ファンたちの羨望の的となった。

彼が受け取ったカスタム・ランボルギーニ・ウルスは、ホワイトとネオングリーンが調和した独特のインテリアと、鮮やかな紫色の外装が目を引く。

しかし、メヒアはこの車の鍵を受け取ってからわずか1週間で驚くべき発表をした。車を手放すというのだ。

スーパーカーのオーナーになった喜びは、すぐに厳しい現実によって打ち砕かれた。車の維持費を賄えなかったのだ。

シャキーラは彼に車と共に維持費として9万ドル(約1,350万円)を提供したが、それでは全く足りなかったとのこと。

維持費不足で手放すと明かしたファン、書籍まで執筆

メヒアは最近、スペインのテレビ番組に出演し、「シャキーラは車を贈ってくれただけでなく、維持費として9万ドルもくれた。しかし、それでは足りなかった」と語った。

彼は「保険料は毎月2,000ドル(約30万円)を超え、2日ごとに70ドル(約1万円)のガソリン代がかかる。連邦税は年末までに9万5,000ドル(約1,420万円)に達する可能性がある」と述べ、「シャキーラがくれたお金でしばらくは車を維持できるが、長期的には膨大な費用がかかる」と説明した。

メヒアがシャキーラから贈られたウルスを手放す意向を示すと、購入の申し出が殺到した。

中には新型ウルスの価格の3倍に当たる70万~80万ドル(約1億500万円~1億2000万円)を提示する者もいた。

しかし、彼の友人たちはこの提案を断り、車を200万ドル(約3億円)で売り出すよう助言した。この車はシャキーラにとってイベントの賞品以上の意味を持っているからだ。

シャキーラはダンスチャレンジイベントを発表する際、シングルになった記念としてこの車を購入したと明かしている。

彼女は2022年、11年間同棲していた恋人ジェラール・ピケが12歳年下の女性と不倫していることが発覚し破局。その傷を癒し新たな出発をするために自身にこの車を贈ったという。

このような背景があるため、この車はさらに高額で売却される可能性がある。

メヒアは100万ドル(約1億5,000万円)に近い金額の提案を受けて喜んでおり、車内で見つかったシャキーラのジャケットもオークションに出品する予定だと明かした。

また、彼はイベント優勝者からスーパーカーのオーナーになるまでの予想外の経験を綴った書籍も執筆中だという。

シャキーラのランボルギーニを受け取ったことで経済的困難に直面したメヒアだが、この車は実際に彼の人生を一変させる貴重な贈り物となった。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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