
著名音楽プロデューサーが韓国から合成麻薬MDMAとケタミンを密輸した容疑で逮捕された。
9日、産経新聞などによると、熊本県警は東京都渋谷区在住の音楽プロデューサー、森田昌典容疑者(48)を麻薬取締法違反の容疑で逮捕したと報じた。
森田容疑者はキマグレンやケツメイシなど、多数の人気アーティストの楽曲制作に携わった経歴がある。
容疑者はソウル発熊本空港行きの航空機に搭乗する際、MDMAなどの合成麻薬を隠匿した旅行かばんを預け入れる手口で犯行に及んだとされる。
熊本空港到着後の税関検査でMDMA 0.24gとケタミン0.21gが発見され、熊本県警が緊急逮捕に踏み切った。
なお、森田容疑者の密輸容疑での逮捕は今回が初めてではないという。
2018年3月には金塊約4㎏を日本に密輸しようとして関税法違反容疑で逮捕されており、この事件で妻でモデルの高垣麗子さんが公開謝罪に追い込まれた経緯がある。
警察は捜査への影響を考慮し、森田容疑者の容疑認否や犯行動機、麻薬入手経路など、詳細な事件の経緯については明らかにしていない。