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2025年07月12日土曜日
ホームエンタメ【映画ノイズ】誰もが騙された"あの隣人"の正体…「隣人の優しさ」をぶち壊した女優が恐怖を叩きつけた怪演がヤバい

【映画ノイズ】誰もが騙された”あの隣人”の正体…「隣人の優しさ」をぶち壊した女優が恐怖を叩きつけた怪演がヤバい

引用:BY4M STUDIO
引用:BY4M STUDIO

女優チョン・イクリョンの圧倒的な演技力が光った。

チョン・イクリョンが出演した映画『ノイズ』は、マンションの騒音トラブルで日々悩まされるマンションで、行方不明になった妹を探すジュヨン(イ・ソンビン)が不思議な事件に巻き込まれる現実的恐怖スリラーだ。第57回シッチェス国際映画祭のパノラマ部門に正式招待されるなど、公開前から注目を集めた作品である。

公開3週目を迎えた『ノイズ』は、観客動員数が減少せず、勢いを維持しながら後半の伸びを見せている。ハリウッド大作の間で韓国映画興行収入2、3位を維持し、現在累計観客動員数80万人を突破した。

その中で、ジョンイン役を演じたチョン・イクリョンの目覚ましい活躍が注目を集めている。804号室に住むジョンインは、妹を探すジュヨンを助ける唯一の住民だ。マンションについてジュヨンに親切に説明するが、物語が進むにつれて妙な雰囲気と共に衝撃的な展開をもたらす人物である。

優しい態度で孤独だったジュヨンを慰める一方で、時折見せる冷たい眼差しと雰囲気で緊張感を醸し出すジョンイン役を演じたチョン・イクリョンは、キャラクターに完全に溶け込んだ表現力で観客を映画の世界に引き込んでいる。温かい外見の裏に隠された背筋の凍る本性は、意外な展開の衝撃と共に観客に強烈な印象を与えた。

感情を欠いたような眼差しと、クライマックスに向かって繰り広げられる感情演技の振幅を最大限に引き出したチョン・イクリョンの熱演は、観客をより深い恐怖へと誘い、作品全体に緊迫感をもたらした。特に作品後半で独特のインパクトを与え、名実共に戦慄を誘う存在として自らの役割を見事に果たしたチョン・イクリョンに対して、高い評価が寄せられている。

以前大きな話題を呼んだJTBC『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』で、チョン・イクリョンはソン氏夫人役を演じ深い印象を残した。非人間的なほど残酷なソン氏夫人を生々しく描きつつ、子を失った母親の痛みを抱えるソン氏夫人の多面的な姿も劇的に表現し、賞賛を浴びた。

このように話題のドラマと映画で多彩な姿を見せ、キャラクターに魅力を加えるチョン・イクリョンの演技力は、現在上演中の舞台『Kill me now』でも発揮されている。現実味のある物語の中で人間味溢れるロビン役を演じるチョン・イクリョンは、また新たな魅力で観客を魅了している。

なお、映画『ノイズ』は韓国の映画館で好評上映中だ。

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