グループKARAのメンバー、ギュリが元恋人のソン容疑者の詐欺容疑裁判に証人として出廷し、事業の一部には参加したものの、犯罪には一切関与していないと断固として述べた。

17日の韓国法曹界などによると、ギュリは16日午後、ソウル南部地裁の第12刑事部の審理で行われたソン容疑者の詐欺容疑公判に証人として出廷し、約3時間にわたり尋問を受けた。
ソン容疑者は2023年、特定経済犯罪加重処罰法違反(詐欺)、背任、業務妨害、資本市場法違反容疑などで起訴された。彼は美術品に関連した仮想通貨を発行し、宣伝する過程で虚偽情報を流布し、相場を操作して数百億ウォン(約数十億円)の利益を得た容疑などを受けている。
2019年から2021年までソン容疑者と交際していたギュリは、当時ソン容疑者の美術品ギャラリーのキュレーター兼広報責任者として働いていた。そのため、ソン容疑者が事件に巻き込まれた際、検察の参考人聴取も受けていた。
この日、ギュリは法廷で「2020年初頭、ピカプロジェクトはギャラリー事業を基に始まった。芸能人として仕事が少なかった時期で、美術が好きだったため、正当な美術品展示と共同購入事業だと信じて仕事を始めた」と述べた。
さらに「違法な仮想通貨事業に参加したり、利益を得たことは一切ない。仮想通貨の出入金についても、ほとんどソン容疑者の要請に従って入金後すぐに返却したり送金しただけで、仮想通貨で利益を得たことはなかった」と強調した。
特に彼女は2021年4月に所有していたビットコインを売却し、ピカトークンに6,000万ウォン(約640万円)を投資したが、2か月後にそのコインが上場廃止となり全額損失を被ったことを明らかにした。

ギュリはさらに、ソン容疑者と共謀した容疑を受けている「清潭洞(チョンダムドン)の株式長者」イ・ヒジン氏とイ・ヒムン氏兄弟についても「イ・ヒジン氏の彼女と一緒に3~4回ほど親睦を目的に会った。イ・ヒムン氏とは2~3回ほど会ったことがあるが、私の前で事業の話をしたことはなかった」と述べた。
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