荻上直子監督の新作映画『まる』が、実力派助演陣のキャラクタースチール5点を公開した。
『まる』は、アーティストとして認められず仕事さえ失ったサワダが、偶然描いた一つの丸によって世界的な名声を得ることになる物語を描いた作品だ。

公開されたスチールには、サワダを取り巻くさまざまな人物の姿が収められている。
まず綾野剛は、サワダの隣人ヨコヤマを演じ、社会に役立ちたいと願いながらもうまくいかず苦しむ青年を表現する。
サワダのアトリエ仲間として登場する吉岡里帆は、社会に順応して生きるサワダに直言し、構造的不平等について語る人物を演じる。
森崎ウィンは、サワダが働くことになるコンビニの同僚役であり、仏教のメッセージ「福徳円満、円満具足」を伝えるなど、『まる』の世界観に欠かせないキャラクターだ。
荻上直子監督作品に多数出演してきた小林聡美は、丸で有名になったサワダを利用し野心的な計画を実現しようとするギャラリーオーナーを演じる。また、荻上監督の前作『波紋』にも出演した柄本明は、サワダが悩みに陥るたびに現れる謎めいた人物としてユーモアを添える予定だ。
なお、『まる』は10月1日に公開される。
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