
MBC金土ドラマ『月まで行こう』で、俳優ラ・ミランの生活力が事務所にまで浸透した。
9月19日夜に初放送されたMBC金土ドラマ『月まで行こう』(脚本 ナ・ユンチェ/演出 オ・ダヨン)は、月給だけでは生き残れない庶民女性三人がコイン投資に飛び込み繰り広げるハイパーリアリズム生存記を描く。切ない現実の中で互いの支えとなるチョン・ダヘ(イ・ソンビン)、カン・ウンサン(ラ・ミラン)、キム・ジソン(チョ・アラム)の固いウォーマンスが描かれる。
第1〜2話ではカン・ウンサンがチョン・ダヘとキム・ジソンに本格的にコイン投資を提案した。その過程で妹分のためなら火の中でも飛び込むカン・ウンサンの姿は視聴者の胸を熱くさせた。常にお金を稼ぐことばかり考える現実的で計算高い人物だが、チョン・ダヘとキム・ジソンの前では誰よりも温かく頼もしい存在として描かれる。
そんな中、9月24日『月まで行こう』制作陣がマロン製菓の事務所の真ん中で奇抜なお金稼ぎに乗り出すウンサンのカン・ウンサン商会の営業現場を公開した。カン・ウンサン商会は事務所の一角に設けられた彼女独自のミニ売店で、生活力あふれる性格が随所に表れている。
公開されたスチール写真の中でウンサンは明るい笑顔で商品を販売している。カミソリを種類ごとに揃え、雨の予報が出ると朝から傘を売る準備をする。その細やかな気配りと執念深さが笑いを誘う。何でも揃うカン・ウンサン商会のおかげで営業チームの事務所はいつも活気にあふれている。
しかし笑いも束の間、続く写真には会計チームのチョ・スジン(オ・スンア)が苛立った表情で机を見下ろしている。その後ろではキム・ジソンが様子を伺っている。視線の先にはカン・ウンサン商会の差し押さえシールが机一面に貼られている。
制作陣は「第3話ではカン・ウンサン商会の営業現場が公開される。差し押さえシールをきっかけに、ウンサンとチョ・スジンの間に妙な緊張感が生まれ、さらにキム・ジソンとも絡む。カン・ウンサンが準備した痛快な一撃が待っているので、多くの関心をお願いしたい」と伝えた。
『月まで行こう』は毎週金曜と土曜の夜9時50分から放送される。
コメント0