
米国の有名歌手ブリトニー・スピアーズ(43)と3年間結婚生活を共にした元夫ケヴィン・フェダーライン(47)が回顧録を通じてブリトニーに関する内容を暴露し、大きな波紋を呼んでいる。
14日(現地時間)、米芸能誌『ピープル』は、ブリトニー側がケヴィンの回顧録『You Thought You Knew』に書かれた暴露について声明を発表したと報じた。ブリトニー側は「出版のニュースが伝わると、彼やその他の人々が再びブリトニーから利益を得ようとしている」「残念ながら、ケヴィンへの養育費支払いが終了したタイミングでこのような事態が起こった」と非難した。
さらに「ブリトニーが最も重要視しているのは、二人の息子ショーン・プレストン(20)とジェイデン・ジェームズ(19)が、このような扇情的な出来事の中で無事であることだけだ」と強調した。
ブリトニーは2004年にケヴィンと結婚し、二人の息子をもうけたが、2007年に離婚した。
ケヴィンは回顧録の中で、息子たちがブリトニーに対して不安を抱き、自分を頼ってきたこと、そして10代の頃は母親と一緒に過ごしたがらなかったと主張した。さらに「息子たちが目を覚ますと、ブリトニーが静かにドアのそばに立って彼らを見つめていたそうだ。『ああ、起きたの?』と声をかけたが、その手にはナイフが握られていた。そして何の説明もなく背を向けて静かに立ち去った」と記した。
ケヴィンはブリトニーの現状について「問題がある」「取り返しのつかない方向に進んでいる」と懸念を表明した。続けて「もはや何事もなかったふりをするのは不可能になった。私の目には時間が急速に流れており、最後の瞬間が近づいている。状況が変わらなければ何か悪いことが起きるだろう。最も恐れているのは、息子たちがその被害を一身に背負うことだ」と述べた。
具体的にどのような点を懸念しているかは明かさなかったが、13年間続いた後見制度からブリトニーを解放するきっかけとなった「フリー・ブリトニー運動」が結果的に彼女を害したと考えていることが示唆されている。
また別のインタビューでは「2004年の結婚式前夜、ブリトニーが元恋人ジャスティン・ティンバーレイクと電話をしているのを見て衝撃を受けた。『まだ元恋人に未練があるなら結婚はしない』と伝えたが、彼女は『最後の別れの挨拶をしただけ』と軽く受け流したことがあった」とも暴露した。
回顧録は今月21日に正式出版される予定だ。
一方、ブリトニーは2023年に出版した自身の回顧録『The Woman in Me』で、ケヴィンとの親権争いについて「私の世界を奪った」「彼は私を完全に窒息させ、家族も私を支えてくれなかった」と苦しみを吐露している。
現在、二人の息子はケヴィンと共にハワイで生活している。
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