
集団性的暴力容疑で一審において実刑判決を受けたアイドルグループNCT出身テイルの控訴審の結果が出る。
17日、StarNewsによると、ソウル高等法院第11-3刑事部(ナ)はテイルを含む計3人に対する性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(特修準強姦)容疑について判決を下す。
先に検察は先月開かれた結審公判で、一審と同じ懲役7年を求刑した。検察は「犯行が重大であり、罪質が悪質だ。被害者と合意したとしても事案を総合的に検討すれば一審は過度に寛大だ」と強調した。
一方、テイル側は被害者と合意した点を強調し、寛大な処分を訴えた。
テイルは最終弁論で直接反省の意を示し、「自分の全ての過ちを認め反省する。何よりも被害者が感じる傷はどんな言葉や行動でも完全に回復させられないことを理解している。それでもこの場を借りて心からお詫び申し上げる」と述べた。続けて「愚かな行動で取り返しのつかない苦痛を与えた点、生涯贖罪の心で生きていく。誤った行為で被害者の人生が崩れ、家族も崩れるのを見て、自分の過ちがどれほど大きかったのか悟った」と語った。
テイルは「一生贖罪しながら生きる。二度と罪を犯さない。法の重みを忘れず、誠実に生きる。被害を与えてしまい改めてお詫びする。本当に申し訳ない」と述べた。
その後も遅れて反省文を続けて7枚提出する姿を見せた。
テイルは昨年6月、知人2人と共に酒に酔った女性に対し性的暴力を加えた容疑を受けている。ソウル中央地検女性児童犯罪調査1部は今年2月、テイルと共犯2人を性暴力処罰法上の特修準強姦容疑で起訴した。テイルは自らが事件に立件されていたにもかかわらず、その事実を隠してカムバック活動に臨んだ。立件翌日の昨年6月14日にはSNSライブ放送を行い、ファンと交流していたことが明らかになった。
さらに2か月後の8月にはNCT 127デビュー8周年記念ファンミーティングに出席した。その後、事件事実が知られると論争となり、所属事務所は8月中旬に初めて事件を把握したとし、彼のチーム脱退と専属契約終了を発表した。
テイルは2016年、NCT最初のユニットNCT Uでデビューし、その後NCT、NCT 127メンバーとして活動してきた。
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