
俳優オ・ドンミンがNetflix映画『グッド・ニュース』でシンイチ(山田孝之)補佐官役を演じ、印象的な演技を披露した。
映画『グッド・ニュース』(監督:ピョン・ソンヒョン)は、1970年代を舞台に、どんな手段を使ってでもハイジャックされた飛行機を着陸させようと集まった人々の奇妙な作戦を描いた作品である。ハイジャックされた飛行機を地上から再び「ハイジャック」しようとする奇抜な計画が展開され、予測不能な展開とユーモアが織り交ぜられたブラックコメディ映画だ。
劇中でオ・ドンミンは、シンイチの隣で事件の推移を見守る補佐官として登場。生放送のニュース中に突然現れ、シンイチに緊急の知らせを伝えるシーンで強い印象を残した。
特に「…白い灰だけが残るだろう」とアニメの名台詞を口にする場面では、緊迫した状況の中にも絶妙なユーモアを加え、観客の笑みを誘った。短い登場ながらもキャラクターのリズムを的確に掴み、場面の空気を自在に変える瞬間を見せた。
オ・ドンミンは特有の存在感と味のある演技で作品に活力を吹き込み、緊張感の中でも自然に場を和ませた。キャラクターの呼吸を逃さず、豊かな表現力で映画のブラックコメディ的要素を一層際立たせた。
シリーズ『弱いヒーロー Class 1』、ドラマ『愛と、利と』、映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』などで幅広い演技スペクトラムを見せてきたオ・ドンミンは、今回の作品でも短い出番ながら強い存在感を発揮した。作品ごとに新たな表情を見せる彼の今後の活躍にも期待が高まる。













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