
HYBE傘下レーベルのSOURCE MUSICが、ミン・ヒジン前ADOR代表に対して提起した損害賠償請求訴訟において、ミン前代表が昨年の記者会見で「グループNewJeansのメンバーを自分が選んだ」と主張したことに対し、反論を行った。
NEWSISの報道によると、7日、歌謡界および法曹界筋は、SOURCE MUSICが同日、ソウル西部地方裁判所で開かれたミン前代表に対する5億ウォン規模の損害賠償請求訴訟の第4回口頭弁論期日で、「HYBE初のガールズグループとしてデビューさせるという約束を守らなかった」など、ミン前代表が記者会見で主張した内容全てに反論したと伝えた。
特にNewJeansメンバーの選抜過程について、SOURCE MUSIC側は練習生契約時の動画を法廷で公開するなど、証拠として提出した。この動画には、NewJeansメンバーのハリンの母親が「(SOURCE MUSICのキャスティング担当者が)安養(アニャン)まで来てくださったのも、とても不思議に思う」と話す場面が含まれていた。
NewJeansの別のメンバーであるダニエルの場合、他事務所の練習生であったが、担当職員がSOURCE MUSICへ移籍した際に共にキャスティングされたケースだと説明した。
ダニエルの契約動画には、母親が「デビュー確定組にならなければ、SOURCEに残るか移籍するかを選択させてほしい」と要求する場面も収められていた。これらの動画は、メンバーたちがSOURCE MUSICで選抜されたことを示すものだとされている。
SOURCE MUSICはこの日、さらに「ヘインの場合、当時SOURCE MUSIC代表取締役(現:SOURCE MUSICマスタープロフェッショナル(MP))のソ・ソンジンが直接説得にあたったケースであり、ハニを選抜したオーディションにミン前代表は審査員としてさえ参加したことがない点、またミンジはミン・ヒジンが入社する前にすでにSOURCE MUSICが選抜した状態であった」という点も強調した。
SOURCE MUSICはこれに加え、「NewJeansをHYBE初のガールズグループとしてデビューさせると言っておきながら守らなかった」というミン前代表の主張に対しては、彼女自身の発言を用いて反論した。
2021年7月8日、ミン前代表は社内メッセンジャーSlackで、当時CEOだったパク・チウォンに対し、「LE SSERAFIMがいつ出ようと構わない。ただし、NewJeansはM(ミン・ヒジン)レーベルに移籍させ、Mレーベルの最初のチームとして持っていきたい」という意見を伝えていた。
また、2021年8月12日の知人との会話でも、「私も最後に(デビュー)したかった。主役は最後だから」と、NewJeansがLE SSERAFIMより後にデビューすることを希望する発言も提出された。
SOURCE MUSICはさらに、ミン前代表が記者会見でSOURCE MUSICを「練習生を売ったチンピラ」と発言した点についても反論している。
SOURCE MUSIC側は、「原石を発掘し、デビューさせるためには、イメージと信頼が不可欠である。会社の事業基盤を根底から揺るがすミン前代表の発言により、役職員と所属芸能人は深刻な被害に苦しんだ」と主張した。
その上で、「ミン前代表は自身の『チンピラ表現』が社会的な評価を低下させるものではないとしながらも、自身をチンピラと称したネットユーザーを相手に損害賠償を請求するという、自己矛盾的な態度を示している。被告に対し、その責任に見合った慰謝料を命じてほしい」と付け加えた。
SOURCE MUSICは昨年7月、ソウル西部地方裁判所に損害賠償訴訟を提起した。SOURCE MUSICは、同年4月にミン前代表が開いた記者会見で、SOURCE MUSICとLE SSERAFIMについて言及されたことにより、自社に被害が生じたと判断している。













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