
グループNewJeansが、専属契約を巡る対立があった所属事務所ADORへの復帰を宣言した中、同じ親会社HYBEを擁するレーベルSOURCE MUSIC所属のLE SSERAFIM側のファン層がトラックデモを行った。
14日午前、ソウル龍山区(ヨンサンく)に位置するHYBEの社屋に、LE SSERAFIMのファンが送ったトラックが登場した。当該トラックの電光掲示板には、「おしつけの謝罪ショー・おしつけの和解ショー絶対禁止」「HYBEはLE SSERAFIMとNewJeansを必ず分離せよ」などの文言が再生された。
これに先立ち、ADORとNewJeansメンバーの専属契約紛争の過程で、LE SSERAFIMをはじめとするHYBE内のガールズグループに対して根拠のない噂が浮上していた経緯がある。
発端は、ミン・ヒジン前ADOR代表の発言だった。ミン前代表は昨年4月、緊急記者会見を開き、NewJeansを「HYBE初のガールズグループ」としてデビューさせる約束のもとで準備していたところ、SOURCE MUSIC所属のガールズグループLE SSERAFIMが先にデビューすることになり、パン・シヒョクHYBE議長との対立が大きくなったと主張していた。
その後、LE SSERAFIMの所属事務所SOURCE MUSICは、「当社は公の場で事実ではない内容及び無礼な表現と共に、他アーティストの実名を尊重なく挙げる現在の事態に深い遺憾を表明し、今後このようなことが繰り返されないことを強く要請する」と、ミン前代表の主張を批判する立場文を発表していた。
このような経緯がある中で、NewJeansのADOR復帰宣言後、LE SSERAFIMのファンは当該の出来事に言及し、トラックデモを展開した。
一方、NewJeansは去る2024年11月から所属事務所ADORと対立を続けていた。ミン・ヒジンADOR代表が辞任した後、会社を去ると、彼女たちは昨年11月28日に緊急記者会見を開き、「2024年11月29日0時をもって専属契約は解約される」とし、独自に活動するという意思を表明した。
これに対しADORは、昨年12月に裁判所に専属契約有効確認訴訟を提起した。また、その一ヶ月後、専属契約訴訟の一審判決宣告まではADORの企画会社の地位を認め、ADORの承認・同意なしにNewJeansメンバーが独自に広告契約などの活動を行うことを防ぐよう求める趣旨の仮処分申請を出し、裁判所はこれを受け入れた。
その後、去る10月30日の専属契約有効確認訴訟の一審判決で、裁判所はADORの訴えを認め、専属契約の効力が有効であるという判決を下した。













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