
今年5月、色々な論争で芸能活動の休止を宣言していたザ・ボーン・コリアのペク・ジョンウォン代表が6カ月ぶりに復帰した。
今月月17日に韓国で初回がオンエアされたMBCのバラエティ番組『南極のシェフ』には、ペク代表が南極科学基地を訪れることを決意した理由を説明するシーンが映っていた。
ペク代表は南極訪問の前に制作スタッフとのインタビューで「今、本当に気候が(深刻だ)。今年の夏に驚いた」と述べ、「南極は気候変動の最初の始まりだ」と語った。
ペク代表は「それを研究するために行っている方々が苦労して頑張っているので、『自分に何かできることはないか?』できるならやるしかない」と、南極行きの理由を説明した。
「世宗(セジョン)基地など国が許可するエリアまで訪問する予定だ」という制作スタッフの言葉に、ペク代表は「なんか真剣になってしまうが、本当はプレッシャーを感じた」と答えた。
『南極のシェフ』はMBCとLGユープラスの「STUDIO X+U」が共同企画したバラエティ番組で、ペク代表と女優イム・スヒャン、俳優チェ・ジョンヒョプ、グループ「EXO」のメンバーであるスホが南極科学基地の隊員たちに温かい食事を提供する過程を描いている。
当初この番組は今年4月中に公開される予定だったが、放映が延期された。当時MBCは「早期大統領選挙の影響による編成スケジュールの調整だ」と説明したが、一部ではペク代表とザ・ボーン・コリアの論争によるものではないかとの疑問も出ていた。
以前、活発な芸能活動で話題を呼んでいたペク代表は、食品衛生法違反、原産地表示法違反などの論争で今年5月に芸能活動の中断を宣言していた。しかし最近、ペク代表の芸能界復帰の知らせが伝えられると、全国加盟店主協議会、参与連帯などは今月11日、麻浦区・上岩洞(マポ区・サンアム洞)にあるMBC本社で記者会見を開き、放映開始を保留もしくはペク代表の出演シーンを削除を要求した。
彼らは当時「ペク代表は番組を通じて大衆的な知名度を基に加盟事業を拡大し、過度なブランド拡張と過密出店で加盟店主は廃業と損失による生計の危機を訴えている」と主張した。
するとザ・ボーン・コリアはコメントを発表し「これまで加盟店主の被害を最小限に抑えるためにコメントを控えてきたが、もはや全国加盟店主協議会と5人の加盟店主、彼と密接なYouTubeクリエイターなどがつながった組織的な企業潰し攻撃に耐えることはできないと判断した」とし、「少数の加盟店主の歪曲された主張に過ぎない組織的な企業潰しを今すぐやめてほしい」と反論した。
一方、ザ・ボーン・コリア製品の材料の原産地を虚偽表示した疑惑を持つペク代表は最近、警察で無容疑処分を受けた。ソウル江南(カンナム)警察署は先月、ペク代表に対して食品表示広告法違反容疑を認めることは難しいと判断し、検察に送致しない決定を下した。













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