
ソウルの有名芸能プロダクション幹部による性暴力事件が発生した。50代の同社幹部・コ被告が、泥酔した女性を車に乗せて性的暴行を加えたうえ、路上に放置して重傷を負わせた疑いで検察に送致された。
事件は2023年8月、ソウル江南区(カンナム区)の路上で起きた。コ被告は泥酔状態の女性を自身の車に乗せ、車内で強制わいせつ行為を行ったとされる。その後、女性を路上に放置して立ち去り、女性は通行人の通報により約1時間半後に発見された。
被害女性は脳出血、頭蓋骨骨折、視神経の重度損傷と診断され、左目の視力を喪失する深刻な後遺症を負った。
警察はコ被告の身柄確保のため二度にわたり勾留令状を請求したが、裁判所はいずれも棄却したとされる。被害の重大性にもかかわらず、令状が認められなかった理由に注目が集まっている。
有名芸能プロダクションの幹部が関与した事件という点でも波紋が広がっており、今後、検察がどのような判断を下すか関心が高まっている。













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