

歌手兼プロデューサーのパク・ジニョンが明かした生活習慣に関する発言をめぐり、視聴者の間で議論が巻き起こっている。最近放送されたMBC『よく休めば幸いだ(韓国語原題訳)』でパク・ジニョンが「一生、洗濯と料理をしたことがない」と打ち明けたところ、彼が無人島生活にうまく適応できるのかを懸念する人が多い。オンラインでは「自慢か」と不快感を示す反応と、「大金を稼いでいるから可能な選択」という擁護意見が対立している。

去る10日に放送された回で、パク・ジュンヒョンは海の前に立ち、「ここが僕たちの台所になるだろう」と語りながら野外生活の準備をした。その時パク・ジニョンは「僕は一生料理を一度もしたことがない」とし、「一生したことのないことが二つあって、洗濯と料理です」と話した。すべての生活を自ら解決しなければならない環境に、彼は困惑している。
これを聞いたパク・ジュンヒョンは「アメリカで一緒に住んでいた時、洗濯をしなかったのか。あれは全部僕がやっていたのか」と驚いた反応を見せた。パク・ジニョンは平然と「僕は洗濯機を稼働させたことがない」と答え、「料理に関しては、目玉焼きを試してみたけどフライパンを焦がした。それ以降はやっていない」と付け加えた。パク・ジュンヒョンが「奥さんは君と一緒に暮らしてくれるのか」と問い返すと、パク・ジニョンは「僕は一生懸命お金を稼いでいる」と答えた。これを見ていたデニー・アンは「そのくらい稼いでいれば、家事をしなくてもいいでしょう」と語り、雰囲気を和ませた。

ネットユーザーは、放送直後、このシーンについて異なる意見を表明した。一部のネットユーザーは、「多くの人が見ている放送で『一生家事をしたことがない』という言葉を軽く言うのは不快だ」「1971年生まれなら満53歳なのに、基本的な家事もできないというのは恥ずかしいことではないか」と否定的な反応を示した。「家事をしないのは仕方ないとしても、公共のバラエティ番組で自慢のように話すのは理解しがたい」というコメントも多数見受けられた。
擁護意見も少なくない。「お金を稼ぐ人が家事をしなくてもいいのではないか」「夫婦がそれぞれの役割に忠実なら問題ない」「フライパンを焦がした件も含めて、バラエティ的な面白さとして受け止めるべきだ」などの主張だ。「パク・ジニョンは家事ではなく、収入を担う役割に集中しているのではないか」という反応もある。
パク・ジニョンは2013年に9歳年下の一般女性と再婚し、現在は二人の娘の父親である。このため、彼の発言は自然と、彼が家庭内でどのような役割を果たしているのかについての憶測を呼んだ。視聴者からは「妻にすべての家事を押し付けているのではないか」という指摘が出た。一方で「夫婦が幸せなら問題ない」という擁護の反応もあった。

パク・ジニョンの発言が最近の彼の動向と相まって、「時期的にさらに残念だ」という意見も出た。パク・ジニョンは先月1日に発足した大統領直属の大衆文化交流委員会の初代共同委員長(閣僚級)に任命され、話題を集めた。このため、彼の一言一言がさらに注目される状況である。一部のネットユーザーは「閣僚級任命で高まったイメージを自ら傷つけた」と苦言を呈している。
パク・ジニョンの発言を家父長的だと指摘する人々は、「一生、洗濯・料理をしなかったことを自慢のように話す時代は終わった」と指摘している。一方、擁護の立場は「互いに役割分担をしているだけであり、大金を稼ぐ人が家事をしなくてもいいのではないか」と述べている。













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