
YouTubeチャンネル「芸能裏大統領イ・ジンホ」が、パク・ナレと元マネージャーたちの間で起きたトラブルの詳細を公開した。
8日に公開された動画によると、元マネージャーたちは、元所属事務所JDBエンターテインメント時代からパク・ナレを担当していた役員クラスのマネージャーと、約1年3ヶ月にわたり共に仕事をしてきた現場マネージャーだという。退社を決断するきっかけになったのは、昨年11月に行われたMBCの新バラエティ番組『私も楽しい(韓国語原題訳)』の撮影準備だったと説明した。
元マネージャーたちは、必要な荷物は事前に準備しておくと繰り返し伝えていたにもかかわらず、パク・ナレは「そのまま行けばいい」と返答。しかし、出発当日になって急にワイングラスやマット、照明などの私物を持ってくるよう指示され、家中を探しても見つからず、スタッフの前で叱責されたと主張している。
動画の中でイ・ジンホは「過酷な業務量の中でもマネージャーたちは耐えてきたが、撮影の待ち時間にまで酒やつまみの準備をさせられるなど叱責が続いていた」とし、「怒ったパク・ナレが投げたワイングラスの破片でマネージャーが手を切り、救急外来を受診したという証言もある」と伝えた。
また、退職金の算定においても「月400時間近い勤務が反映されず、手当や経費も処理されていなかった。未払い額は少なくとも5000万ウォン(約528万円)に上ると判断し、法的措置に踏み切った」と主張している。
さらに、パク・ナレがJDBエンターテインメントを離れる際、「個人事務所のように一緒にやっていこう」と誘い、月500万ウォン(約53万円)の固定給と、会社収益の10%を分配すると約束していたという。しかし、独立後は契約書の作成が先延ばしにされ、実際の支給額は300万ウォン(約32万円)台にとどまり、収益分配も実現しなかったと訴えている。退社時に精算を求めたところ、所属事務所側は「元マネージャー側が数億ウォンを要求している」との立場を示したとのことだ。
元マネージャーたちは現在、パク・ナレを相手取り、職場でのハラスメントや特別傷害、番組進行費の未払いなどを訴え、ソウル西部地裁に不動産仮差押えを申請している。
さらに事態は「注射おばさん」関連の疑惑にまで発展している。パク・ナレが「注射おばさん」と呼ばれる人物から複数回にわたり点滴や薬の投与を受けていたとする報道が浮上した。
大韓医師協会は「医療法27条に抵触する可能性がある」とし、向精神薬クロナゼパムや処方薬トラゾドンの使用が疑われるため、「薬剤がどんな経路で渡ったのか捜査が必要だ」と指摘。保健福祉部も告発が受理されたことを受け、捜査状況を見守りながら必要に応じて行政調査を検討すると明らかにした。
パク・ナレは活動休止を発表した。8日、インスタグラムで「元マネージャーたちとの誤解と不信は解消した」としつつ、「番組や共演者にこれ以上迷惑をかけられない」と判断し、すべての問題が解決するまで番組出演を控えると報告した。













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